たかひら正明と見つめる岸和田

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春木浜の火災、被災企業へお見舞い

2019年3月18日夕方の春木浜での火事については、以前書いた。
岸和田市春木の浜での火事 オンタイムでの映像
http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/464680607.html

 

今回、火事の後、現場である川端工業=旭宝と隣接して被災した企業へのお見舞いに訪れた。
その企業では、被災した工場の中を見せていただけるとのことであったので、記録する(ネット上にアップすることも了解していただいている)。

 


春木浜の火災、被災企業へお見舞い

 

 

現場を見ると、この火事は起きるべくして起きたのではないかと疑わせる状態であったことが明らかになった。

 

 

火事の原因は、川端工業=旭宝が積んでいた木材チップ。
チップの山の上でユンボが動いており、チップ粉がユンボのマフラーに接触して引火したとみられる。

 

以前からチップの粉塵が隣の工場にも漏れており、そこでも熔接を行っているため、引火のおそれがあると再三注意し、隣接壁面の数Mまでは、川端工業側が鉄板を新たに貼っていた。
今回の火事でもその鉄板のおかげで、壁面上部では穴が開くほどの被害でも、下部については炎が入ってこなかった。
しかし、熱の勢いは凄まじく、高圧酸素やガスボンベは退避させられず。
少し離れたところに塗装場もあり、そこでは沢山の溶剤もあるので、ボンベと共に心配していたが、火が回らなくてよかった。

 

 

 

被害について
火事後は、仕事どころではなく、片付けで1日かかった。
怪我などの人的被害はなく、建屋については火災保険が出るにせよ、道具には保険がかかっていなかったため、細々としたものを合わせると、結構な金額となる。
電線なども溶けてしまったため、工場内の壁面側は照明もつかない状態で、現在その部分を使っての残業はできない。
関連会社の人にも話を聞くことができたが、作業場が一部使用できないことで仕事が遅れてしまうので、困るとのこと。

 

 

川端工業=旭宝に隣接する他の会社も火災被害を受けており、材木工場は、製品の木材が燃える被害にあっている。

 

火事の原因が起きるべくして起きたものであったと、消防などが判断した場合、他の被害を受けた工場などへの賠償問題も発生するのではないか。

 

 

 

当の川端工業=旭宝では、産業廃棄物処理業者が、工場内の様々な燃かすや、使えなくなったものなどをダンプに積んでいた。

 

 

 

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