たかひら正明と見つめる岸和田

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岸和田市天の川ポンプ場、いじめ自死事件

2002年5月24日、30歳の青年が、自宅で首を吊って自死した。

発見したのは家族であり、その無念はいかほどのものであったろうか。

そして同年8月30日、岸和田市はいじめ加害者であった六尾雅宜(35)を馘首する。

六尾氏自身は「俺のいじめが原因ちゃううやんけ!」と思ったのか知らぬが、取り消し訴訟を提起するも、あえなく敗訴となっている。

今となれば、「あのまま下水道部でおらんでよかった」とでも思っているだろうか?

平成16年4月1日 東岸和田水道設立
平成16年7月23日 有限会社 東岸和田水道設立
平成18年9月1日 東岸和田総合開発株式会社に社名変更
平成29年6月1日 本社を岸和田市土生町702-1へ移転

と躍進し、妻である六尾由里子氏を代表取締役として、自身は取締役に収まっている。

同敷地内には、兄弟会社として、株式会社 東岸和田ハウスがある。
六尾市躍進の沿革は、そのHP

http://www.m620.jp/mg/outline

から転載したものだ。

事件は2002年8月30日夕刊と、翌31日朝刊で報道されている。

ここでは、読売新聞を転載する。

現場は、天の川ポンプ場

係長を上司として、15人ほどが2班体制で仕事をし、亡くなった方は、最も年長者である六尾氏がA氏をいじめている姿を見て、「次は自分だ」と予想し、恐ろしさを感じて、首を吊ったようである。

当時、流木の浄水場が委託され、「次は下水道で、その後、委託や民営化が進む」として、岸和田市職員の労働組合は、闘っていた最中であった。

組合もまだ強い時代で、原昇市長に対して正面から闘いを仕掛けられた時代であった。

六尾氏は、天の川ポンプ場労働者の最年長者として、「ここが委託化されても、市の別の職場に配置転換になるだけ」と、闘志を燃やさないA氏に対して、怒りをぶつけ、それは同じ班として働く職員にも伝播した。

と、ここまでであれば、さも六尾氏が組合運動に熱心な組合員であった印象を受けるが、私が何人もの方々に取材をすると、誰もが「六尾が組合のためにやるはずがない。 自分のためにやった、何か別の理由がある」と話した。

ただの一人も「みんなのためにやったのだろう」と言った人はいない。

当時六尾氏はギャンブルによる借金があり、その金額は2千万円を超えると言われた。

亡くなった方にも府市町村共済組合から120万円を借金させ、自らがまた貸ししてもらう約束だった。

“行き過ぎた組合活動”による暴力だけではなく、私的原因があったからこそ、「麻雀で金を召し上げた」といった話も出てきた。

しかも不思議なことに、処分を受けたのは、当時の職員4名やOB2名だけでなく、出入り業者の影も見えてくるのだ。

処分自体は下水道部長を含め13名に対して行われ、六尾氏は馘首された。

しかし、市としていじめを認定したのは、1件のみ。

そのような加害者に弱い岸和田市であるからこそ、それを知っている六尾氏は、懲戒免職を取り消すように提訴したのではなかったか?

六尾氏の敗訴は確定し、彼が首を免れることはなかった。

更にこの事件が表面化して、委託への格好の口実となって、天の川ポンプ場も日本ヘルス工業へと委託され、下水道管の不具合もあって、翌2003年8月の夕立で、泉町や鉄鋼団地が床下浸水してしまった。

一方、六尾氏の躍進は前述したとおりだ。

しかも元事務所があった場所(大阪技能専門学校浜側を南に入る)では、1Fをジムにし、2Fを東日本ハウスとしていた。

ジムは、その施設や機材に反比例するホームジムのようなもので、宣伝をして多数の人が訪れるようなものではなく、数年で閉鎖され、東日本ハウスが1Fも使っていたと聞く。

そのジムでトレーニングをしていた一人が、池田勉氏だ。

池田氏は池田組組長として、新誠会の会長にもなった。

山口組系の武闘派、山健組の団体だ。

六尾氏は、下水道職員時代からヤクザとの付き合いが噂されており、自分がジムを開いたので、池田氏を招いたのか?

ジム開きは、池田氏の要望であったのかもしれない。

いずれにしても六尾氏とヤクザの関係性はつながった。

六尾氏自身はヤクザではない。

だが、ヤクザの威を職員や周囲の者は感じていなかったか?

それをまた六尾氏も利用したのではないのか?

今では維新を応援する六尾氏としては、「臭気に誘われて」と言いたくもあろう。

いずれにせよ、間接的に後輩を死に追いやった六尾氏も、きちんと検証をせず、うやむやに終わらせた岸和田市も、議会も含めてその職責を果たしているとは言い難いと感じる。


2002年09月05日:平成14年総務常任委員会
http://www.db-search.com/kishiwada-c/index.php/5995828?Template=doc-one-frame&VoiceType=OneHit&DocumentID=530
で、小寺峰男(公明)が、軽く質問した程度か。

このような「臭いものに蓋」をしてきた岸和田市役所、・議会、市民の体質が、この後も民主主義を遠ざけ、他の自治体よりも住みにくい地域にし続けている。

大阪のコロナ死者が、維新による人災であることを年表から示す。

コロナが、フェーズを下げる失政を「認定病床」なる造語を用いて、後付けトンズラした吉村洋文(維新)知事による人災であることをまとめた年表(当初から説明があったのは、確保と運用病床数であり、「認定病床」などという言葉は、対策会議でも、その下の協議会でも使われていた言葉ではない。):
 
2020年4月1日
吉村洋文(維新)大阪府知事が記者会見で、感染拡大に備えた病床確保計画を公表。1日1000人超の新規感染者が確認される事態を想定し、重症病床を最大500床確保するとした。府内の集中治療室(ICU)約600床の大半をコロナの重傷者治療に割く計算であったが、実現せず。
 
4月7日
7都府県に初めて緊急事態宣言が出される。 5月5日 大阪府は、政府が発令した緊急事態宣言が5月31日まで延長になったことを受け、府独自の基準に基づく自粛要請・解除及び対策の基本的な考え方「大阪モデル」を発表した。
 
21日
区域変更(特定警戒都道府県の関西3府県を解除)大阪府の宣言期間終了。 ここまでの間で、最多は新規感染者数92人/日。
府庁内で楽観論が広がる。
 
7月3日
大阪府は、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、感染状況に応じて休業などを再要請する「大阪モデル」の新基準を決め、実質基準を緩和した。 医療体制が整ってきていることなどから、従来より休業要請の実施などを限定的にする基準に改めた。
要請の対象も絞り込み、経済へのダメージを最小限に抑える狙い。
大阪モデルのこれまでの基準は(1)感染経路不明者の前週比が1倍以上(2)感染経路不明者数5~10人以上(3)PCR検査の陽性率7%以上――の3つ。
(1)以外で1つでも当てはまれば「黄信号」として注意喚起し、全て満たした場合は「赤信号」をつけて休業などを段階的に要請するとしていた。 府内では3日、11人の新規感染者を確認。3基準の数値は上昇傾向にあり、黄信号がつく可能性が高まっていた。
 
10日
府の計画が見直される。
府が確保する重傷病床数は、東京都の最多新規感染者数206名を基にして、215床(現在は224床)へと、4月1日公表より半減。
 
12月16日
感染拡大に伴い、吉村大阪府知事から飯泉全国知事会会長に対して看護師の派遣要請。
 
2021年1月1日
大阪府が確保している病床(236床)の使用率は69・9%。 すぐに患者を受け入れられる病床(206床)の使用率は80・1%となった。
入院中の軽症・中等症患者は841人で、確保している病床(1340床)の使用率は62・8%。すぐに受け入れられる病床(1252床)の使用率は67・2%となった。
 
2月1日
吉村知事が府の独自基準を公表。「新規感染者数(7日間平均)が7日連続で300人以下」「重症病床使用率が7日連続で60%未満」のどちらかを満たせばいいと定めた。
専門家から「甘い」と異論も出たが、早期の解除要請を目指す吉村知事が押し切った経緯がある。
2月8日に新規感染者数の基準を達成したが、重症病床使用率が高止まりしているとして専門家から慎重論が相次ぎ、緊急事態宣言解除要請は先送りになった。
その後、同使用率は19日時点で48.4%と、第3波で感染者が増え始めた11月下旬並みの水準に低下した。
府側には、前週より状況が改善したのに再び先送りすれば、独自基準を設けた意味が問われかねないとの懸念もあったとみられる。
 
19日
大阪府新型コロナウイルス対策本部会議で、緊急事態宣言を2月末で解除するよう国に要請する方針を決めた。
背景には時短要請が長期化し、飲食店などへの影響が深刻化していることがある。 28日 緊急事態宣言を解除。当初の予定は3月7日までだったが、新規感染者数の減少にあわせて、前倒しで解除となる。
大阪府は、フェーズ4(重症病床215床)からフェーズ3(同150床)に切り替え。
 
4月5日
大阪市に蔓延防止等重点措置適用。 13日 重症者数は、当時確保できていた227床を超える。
 
21日
大阪府で3月以降、患者8人が自宅で死亡したことを時事通信が公表。うち5人が自宅療養中、2人がホテル療養のため待機中、1人が療養先を調整中だった。
府内の重症病床はほぼ満床で、軽症・中等症病床の使用率も実質的に85%を超え、入院が難しくなっている。20日時点で自宅療養者が約8500人、療養先調整中の患者が約2500人いた。
 
25日
再度、緊急事態宣言発令。
この間、府は感染者数のシミュレーションを2回示す(4月6日第 44 回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議、13日の同45回対策会議)も、感染者数は減っていく想定だった。
 
30日
府は、中谷恭典(維新)府議がコロナに感染し、入院したと発表。
府議は27日に市立柏原病院で陽性反応が確認され、藤井寺保健所に連絡。いったん、「自宅療養かホテル療養になる」と言われたが、再び保健所から電話があり、市立柏原病院へ入院するよう伝えられたという(医師の所見により、5月2日まで入院予定)。
政治家の圧力に晒される大阪の医療現場 維新の府議は優先入院|NEWSポストセブン 2021年5月28日号
2021.05.17 16:00
https://www.news-postseven.com/archives/20210517_1659887.html
より抜粋
新型コロナウイルス感染拡大で「医療崩壊」状態が続く大阪府。府内での入院調整中の患者は約3000人、自宅療養者は1万4000人を超えており、入院先が見つからず死亡した人は3月以来、17人に達した(5月10日現在)。感染者が入院できる確率は10%とされる。
 退院し、自宅療養中の中谷氏に経緯を尋ねた。
「4月27日朝に38.5℃の発熱がありました。呼吸器に持病があるので市立柏原病院の発熱外来を受診したところ、陽性反応が出た。藤井寺保健所に連絡すると『自宅療養かホテル療養になる』というので自宅療養に決めました。
 ところがその日のうちに保健所から連絡があり、『(もう一度)市立病院へ行ってくれ』と言われた。そこで入院を伝えられたのです。“特別扱い”という批判があることは承知しているが、保健所、市立病院の指示に従っただけです」
 
 “頼まなくても入院できてラッキーだった”という説明だが、容態が悪化しても入院を断わられ続ける患者がすんなり納得できるだろうか。
 どうやら大阪の医療現場は、日頃から“政治家のプレッシャー”に晒されているようだ。
 大阪府関係職員労働組合の公式ツイッターは5月8日、こんな「保健師の不満」をツイートした。
〈ある国会議員秘書の方から「電話がつながらない、保健所はもっと仕事をしろ、早く入院させろ」とお叱りの電話。もちろん保健所は対応しなければなりませんが、国の政策で保健所も職員も減らされてきたのに…と思うと、政治って誰のため、何のためにやってるのかと悲しくなりました〉
 
5月4日
重症者数がピークとなり、449人に増加。重症化しても転院できず、軽症・中等症病院で治療を続けざるを得ない患者が続出。
20年4月の「500床」計画が達成できていれば、計算上は収容できていた。
 
10日
大阪府は、新型コロナウイルスに感染して自宅で療養を続けるなど「医療管理下にない状態」で亡くなった患者が、昨年10月の新型コロナウイルス感染第3波から今年5月7日までの間、18人いたと初めて公表した。
このうち17人が直近約1カ月間に死亡が確認されていた。
ただ、府は「医療管理下にない状態」の定義を限定的に解釈しており、必要な治療が受けられずに亡くなった患者数を正確に反映していない可能性がある。
 
大阪府100万人あたりのコロナ死者数「インド超え」の衝撃!」と日刊ゲンダイが以下のように報道。
より
世界保健機関(WHO)の調査を基に「札幌医大フロンティア研ゲノム医科学」が公開したデータによると、大阪府の直近7日間の新型コロナウイルスの死者数は人口100万人あたり22.6人。
日本全体だと同4.1人だから、全国でもダントツで、インドの同16.5人を上回っている(8日時点)。
 
感染症対策企画課の担当者がこう言う。
「5日、重症者向けの確保病床と、すぐに使える実運用病床の使用率が初めて100%を超えました。これまで中等症者病床で治療を行っていた重症患者とは別に、本来、コロナの重症病床として届け出がない病床でも重症患者を受け入れなければならなくなった」
 
■基礎疾患のない若年層も自宅で死亡
 
 府内の集中治療病床は約600床程度。うち450床をコロナの重症者が占め、他の緊急手術や交通事故に対応できない状況だ。宿泊・自宅療養、入院調整中の患者は1万9382人(9日時点)となり、すでに自宅で亡くなった感染者は17人に上る。20、30代の基礎疾患のない若年層が亡くなったり、重症化するケースもある。

 

岸和田市立図書館まつり企画・運営ボランティアに参加。

本日は、岸和田市立図書館まつり企画・運営ボランティアに参加してきました。

私自身は図書館ヘビーユーザーではありますが、どうしてもその蔵書の少なさから岸和田市立図書館に足を運ぶことは少なくなっています(週に1度、岸和田市内のどこかの図書館には行く程度)。
以前は図書館を他市の図書館のレベルに引き上げようと、いろいろと提言したこともありましたが、最近は別の課題が山積して、それもペースダウンしております。

 

そんな中、図書館とつながれるイベントに参加できるということで、企画会議の段階から参加して、図書館まつりの当日を迎えました。

 

私の担当は、カフェ。
コーヒーは52杯も売れましたよ。
他にも手作りパンや、屋久島の無農薬有機焼き芋もほぼ完売。

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10時前の開館宣言と共に、多数の方が3F自習室で開催の本のリサイクル市へと来てくれ、カフェも午前中は大忙しでした。

 

 

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本のリサイクル市は、
本を持ち込めば、その冊数だけ持ち帰ることができ、交換本を持ってこなくとも文庫本¥10、単行本¥50で販売。
雑誌に至っては無料なので、料理の本などを持ち帰る方が多く、15時の終了時には当初並べた冊数より減っていた気がします。

 

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売店に来たお客さんと、持ち帰る本の話もボチボチしました。
炭鉱をテーマに数多くのルポを書いている上野英信本を持ち帰る人には、思わず「良い本を見つけましたね!」と声掛けしました。
その人も「そやろ」と自慢げ。

私も本の探索をしていたら、ついつい欲しい本が膨らんでしまうことに…
どれも読むべき本だと選書。
「これすら読んでなかったのか」と言われることを覚悟して、公開します。

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これまで社会問題やルポを主に7千冊ほど読んできましたが、選挙の年は冊数が少なくなってしまい、今年は50冊程度しか読めていません…・
この本も積読となってしまうとしても、選書の時間は至福の時ですね。


さて、この岸和田市後の集積である図書館の大きなイベントを誰が見に来るかで、市や議会の関心の高さがわかります。
図書館を管轄する樋口利彦・教育長の他、図書館に関する市民の会に参加している春木秀一・市民環境部長や職員。

議員では、岡林憲二(自民 誠和)、今口千代子(共産)の二人が来たのみ。
二人とも文教民生常任委員会ですが、堂本啓祐(維新)、田中市子(共産)、井舎英生西田武史(次世代政策会議)、桑原佳一松本妙子(公明)は来ず。
少なくとも会派の誰か一人は来なさいよ。

 

以前、

地元図書館も知らずに、遠方の図書館へ慰安旅行に行く議員たち: たかひら正明と不屈の立憲主義、見つめる岸和田
http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/437000320.html
で、当時、文教民生常任委員会歴2年5ヶ月であった京西且哲(現在、次世代政策会議)氏が、佐賀県武雄市の悪名高いツタヤ図書館へ視察を前に和泉府中の図書館バックヤードを初めて見学に行ったとのブログを見て、「今頃になって初めてバックヤードを見るなど、何年文京委員やっとんねん、勉強不足だ!」と斬りました。

 

京西氏自身は図書館を利用しているようですが、それならばお粗末な物置と化している議会図書館を、他市議員も見に来るぐらい政策立案に使える場所に変える提言もなぜしない!

 

無脳なコーヘーが、本を読めるかすら疑わしく、それは図書館に展示されていた「市長の本棚」(後日、そのお粗末さを披歴する予定)でもわわかるとしても、市長や議会が図書館や病院に無関心な自治体は、市としての知的レベルの向上も望めないというのは、「自治体あるある」ネタです。

 

私が岸和田市立図書館を使うのは、他市の図書館で予約殺到している本が本棚に並べられている時でもあります。
つまり、社会問題などに以下に岸和田市民が無関心であるかを、図書館での本の利用状況が示しているのです。

私としてはスピーディーに読めるので、ありがたくはあります。
しかし、民主主義にとってはよろしくない傾向です。

図書館を見れば、その市の知的レベルが透けて見えます。
市民が図書館をもっともっと利用し、図書館のレベルを向上し、コーヘーの妄想であった中核市のレベルに、せめて図書館だけでもなるよう、私も提言を続けます。

これまで私が「犯罪者」との称号をつけてきた政治家と、私の違いをご覧ください。

現在も捜査中ですので、あまり詳細は書けません。
捜査終了後に、詳しく書きますので、それまで事件についてのことはお待ちください。

 

10月31日、正午ごろ、建造物侵入で逮捕され、堺署留置場にて一夜を過ごしましたが、
11月1日午後より、検察官(私の場合は、副検事でした)、続いて裁判官による調べがあり、
19時頃、私の身柄拘束を継続するよう求める検察の「勾留請求」を、裁判所が認めず、検察官による準抗告(不服申し立て)もなく、釈放されました。

 

 

事件は、水ノ上事務所が、堺市西区浜寺諏訪森町中3丁272-2 (TEL 072-263-0333 FAX 072-263-0334)、元丸岡不動産跡に新たに存在し、堺市堺区一条通13-16 松利ビル5Fの水ノ上事務所と併せて、
税理士法第40条第3項「税理士は、税理士事務所を2以上設けてはならない」に違反し、財務大臣による懲戒処分の対象となる可能性があることへの調査のため、
10月31日11時頃、松利ビルや、その5Fにある、元水ノ上成彰(維新 西区)堺市議及び水ノ上公認会計士・税理士事務所後の部屋へと足を踏み入れたことを、建造物侵入罪に問われたものです。

 

松利ビルは雑居ビルで、オートロックなどなく、入り口ドアも常時解放されているので、物理的に誰でも入ることができます。
ビルの外には、「水ノ上公認会計士・税理士事務所」と、「水ノ上なりあき事務所」の看板が、他のテナント同様、かかっています。

 

             

 

5Fの北半分にある3室(エレベーターホールから近い順にA、B、Cとの部屋番号となっている)が、水ノ上氏の借りているスペースで、南半分は別の会社が借りています。
部屋の扉にも水ノ上事務所の2種類のプレートが貼り付けられています。

            

 

つまり、外形上、水ノ上事務所とみなすことができうる状態です。
(写真は、水ノ上事務所HP
http://www.mizunoue.com/tax/company.html
より)
このうち、C室以外の扉は解放されていて、B室では水ノ上氏の荷物はなく、壁紙を貼る工事をしている職員が1名、作業をしていました。
C室の扉は閉まっていましたが、そこは市議事務所兼維新の会堺支部事務所でもあったのを政治団体収支報告書でも確認していました。
維新の堺市長候補が、永藤英機(維新 堺区)府議だってさ。 又、怪しい銭の流れだけどな。
http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/451535750.html 

 

市議や政党の事務所として、ノックをして入室したところ、部屋の中はがらんどうでした。
廊下を通って帰ろうとしたところ、松田健二・株式会社 松利 KIGARUNET代表、他1名と、遭遇しました。
松田氏ともう一人(X氏とする)は、私がBやCの部屋に入っていたのを認識しており、X氏が松田氏をビルオーナーと私に紹介したので、「松利とはまつりと読む」、「水ノ上氏が事務所を出たのは、先々月=8月」などと会話をしています。
この時、退去要請の言葉は一切出ていません。


その後、エレベーターホールに出ようとしたところ、扉が開いていたA室の存在に気付いた私は、すりガラス付きのパーテーションと、その後ろの窓際にある応接セットの存在を目にし、「水ノ上事務所ではないか?」と思い、部屋の中に入ったところ、島になった机群の上には龍田美栄(維新 堺区)市議宛の胡蝶蘭と彼女の秘書の名刺が置いてありました。
窓側の机には彼女の名刺が置いてあったので、龍田事務所へと借主が変更されるのだと確認し、帰ろうとした時、松田氏が部屋に入ってきて、撮影について激高しだし、入り口をふさぐ立ち位置だったことから、出ることができなくなりました。


松田氏は、X氏に「警察呼んで!」と110番要請。
その後、松田氏は移動しながら、龍田氏に電話をかけましたが、龍田氏は来ることができず、私に電話を替わることもありませんでした。
私はエレベーターホールには出られるようになりましたが、警察の到着を待っていたことろ、「建造物侵入の現行犯」として、制服警官に逮捕されたものです。


5Fフロアに上がって以来、私は撮影をしていますので、廊下で松田氏と話した様子や、龍田部屋に入った模様などは録画しています。
その後、部屋から出て帰ろうとしていたので、一旦撮影をやめましたが、松田氏が激高しだしたので、その様子を再度録画しています。


事件については以上です。


私はこれまで違法行為を行った政治家について「犯罪者」と呼称してきました。
これは私が指摘した行為を、彼らが何の説明もしてこなかったからであり、議会などで職責を果たしている場合には、そのような呼称は外して記載してきました。
私自身も書類送検はされますので、少なくとも法律上は彼ら同様の立場になります。


しかし、私はこの事件について、このように公の場で説明しており(詳細については捜査終了後と遅れます)、その後も有権者や政治家からこの事件について問われた際には、説明責任を果たしたいと考えており、そこがトンズラし続けている議員らとは異なる点です。


私自身は、自分の「不都合な真実」についても、当ブログなどで、政治的問題については特に、説明責任を果たすよう、努力しております。
その姿勢は今後とも変わりませんので、この逮捕及び、今後処分を受けた場合のこともつまびらかにさせていただきますし、街頭などでも批判や質問をしていただきますよう、お願いいたします。


これは違法とされている行為について、開き直っているわけではなく、政治家を志す者として、この4年間で4度の立候補をしている“公人”として、有権者の追及や批判から逃げるのではなく、説明責任を果たすとの意味です。

 


業務連絡:
携帯電話が押収されておりますので、しばらくの間、連絡については0724-88-7789の固定電話か、kurohata73@yahoo.co.jpのメールへと、よろしくお願いします。
また、皆さまの電話番号についても携帯にしか登録がありませんので、こちらからかけることができない点もご了承ください。

職権濫用の弱い者イジメ警官に喝! 都島署の車庫証明編

「警察官を見たら、犯罪者と思え!」
これは警察官の仲間内でのブラックジョークだ。

「所轄や寮で金銭などが同僚から盗まれる」
これも警察あるある。

捜査報償費の領収書あて名書きをして、裏金をつくろう!」というのも、昇進試験を受けるための一里塚であったのだが、その一方、必要な捜査費は自腹を切らされるし、残業もつかないといった労働環境を改善しないからこそ、警察官が犯罪に走ってしまうのだが、今回お知らせするのは、それが市民イジメに向かった例。

私は、特定行政書士であり、行政の処分について異議申し立てできる資格を持っている。
それが役に立った例でもある。

都島署管内で車庫証明を取ろうとしたディーラー。
買主X氏は、会社代表であり、店舗と経営管理をする自宅の2か所で仕事をしており、法人登記は自宅の住所で行っていた。

この時購入しようとしていたのは社有車であるので、当然、法人名義として車庫も法人登記場所近くで取ることにし、ディーラーもそのように手続きをしていた。

都島署交通課は申請を受け、車庫を見に行く。
何の問題もない。
そして次に法人の実態があるかどうかを、中野美穂子 巡査部長(識別章LD178)は、単独で登記場所に見に行った。
投棄場所はマンションで、その部屋の外には「Y本部」とあった。
X代表は女性であり、女性警官の中野巡査部長について単独であっても何ら不審に思うことなく、玄関口でそこで行っている経理の資料やY宛に届いた郵便物などを提示した。
すると中野巡査部長は「執務状況を確認したい」と言い出す。
X氏は、女性警官でもあることから、入室を承諾し、机などを見せた。
この部屋ではYだけの仕事ではなく、他の業務も行っており、それについても説明を行った。

その後、車庫証明がいつ出るのかと待っていたディーラーの元に都島署から届いたのは、「業務を行っていると認められないので、店舗で車庫証明を出しなおすように」との連絡であった。
確かに車庫は、Y本部からも店舗からも2km圏内である。
しかし、法人登記の場所で、勤務状況を室内まで見せて証明して、「車庫証明は出せません」と言うのはおかしくないか?

府警相談室などに問い合わせてみても、「そんな例は聞いたことがない」とのことであり、どう考えても納得できない。

そして私の出番である。
都島署交通課のカウンターでたたずみ「法人の車庫証明取り扱いについて、伺いたい」と言うと、中野巡査部長は「Xさんの件ですか?」と即座に訊き返した。
おいおい、個人情報を何と思ってるんだ!
「Xとは誰か? 私が何も名前を出してもいないのに、そちらから個人名を出すのは守秘義務違反も甚だしいではないか!」と言うと
「来られると言われていたので…」と、言葉遣いは丁寧ながら、悪びれる様子もなく答える。
謝罪もない。

その後、私が名前を訊いて、メモしだすと、胸の識別番号を隠しだした。
名札と同じように見えるようにつけているものを何で隠すのか?

そしてそれを庇うように隣でも受付をしていた男性警官「柗本」が取り乱した様子で、「先生! ここへは車庫証明のことできたんでしょう!」などと声を上げて、カウンターの外に出てきた。

何を逆切れしとんねん!
個人の名前を情報を持っている方から出してどないするんじゃ!

そうこうしているうちに奥から河野和紀・係長・警部補が出てきて、通路の隅に置かれた机と椅子のセットに座って話をする。

ここではじめてX氏のことだと話し、車庫証明を許可しない理由を尋ねる。
「事業所として不足している」とはいうものの、「事業所実態を求める法規はどれか? 事業所実態があるとみなされる要件はないか?」などと問うも即答できず。

私が他の行政書士車屋などから訊いた情報では、日高敦子・交通課長・警部が赴任してきてから、急に難癖をつけるようになったとのこと。
まさに“難癖”ですよ。
だって、根拠の法令がないのに、アヤをつけて、補正を求めたりするんですもの。

彼女は、2018年9月20日に布施課長代理から移動してきました。
課長がどれだけ偉いか、警察に従うしかない市民は思い知れ!ってことか?

警察のようなパワハラ・イジメの巣窟のような組織で、踏みつけられる日々を過ごしていれば、自分が権力を得た時には、これまでのイジメのツケを市民に対して返す気持ちになるんだろうね。

そんな憂さ晴らしを市民に対してするなよ!
警察のイジメ構造は有名なんだから、公益通報でも、市民に情報開示でもして共闘するなどして働きやすい労働環境に改善すればいい話。
それを自分が奴隷でいたからといって、市民も奴隷にしようなんておかしな話。

河野係長にカメラを向けると、「庁舎管理規定違反です、撮影をやめてください」と、顔が隠れるよう、カメラとの間を手で覆う。
公務執行妨害になるかどうか試すから、2Fから刑事を呼んできなさい」と、両手首を合わせて差し出すも、撮影しただけで逮捕などできるはずがない。

話していて彼も根拠もなく市民イジメをしているとわかっているが、組織の犬として仕方なくやらされているのが見えたので、動画をアップするのはやめておく。
その代わり、日高敦子・交通課長の動画をアップしようと、「花鳥画嫌がらせしているのだから、課長を出せ!」と何度も言うが、「会議です」と出てこず。
私は昼休みにもかかっている時間にもいたのに、そんな時間に会議し続けないだろ。
根拠法令の提示を求められてトンズラするなら、はじめから嫌がらせするなよ!

すったもんだして、河野係長が出してきた根拠法令は、以下の通達だった。
予想通り、この件の警察の不許可取り扱いを容認するものではなかった。

平成15年10月15日 通達
https://www.npa.go.jp/pdc/notification/koutuu/kisei/kisei20031015.pdf
自動車の保有者が法人である場合に本店・支店として登記されている営業所は、 通常、使用の本拠として認められ得るが、登記の事実のみで、実際に営業活動が 行われている実態がなく、当該自動車の点検整備、運行管理等その使用を管理する機能を有していない場合は、当該営業所の所在地は、使用の本拠の位置には該当しない。

平成3年4月5日 通達
https://www.npa.go.jp/pdc/notification/koutuu/kisei/kisei19910405.pdf
現地調査
調査の範囲は、その場所が保管場所として確保されているかどうかの内容にとどまるものである。

いずれも根拠とならないどころか、市民に職権濫用して嫌がらせのような調査をするなと、戒めているように読める。

しかも、通達の日付だけを提示してきて、内容については「それを示せとまでは法に書いていないので、自分でHPを調べてくれ」ときたもんだ。

そして最後の方では、これまで「車高証明を出さない」としていたのに、私が「行政手続法8条に基づいて、処分理由を書面で示せ」と迫ると、「却下しているのではなく、中断ですから…」と逃げ腰になる。

結局、河野係長の哀れさに免じて、彼の求める運行管理簿と日常点検簿を作成して、顔を立て、すぐに車庫証明を出させ、ディーラーにも感謝されたのだが、トラックを購入したわけでも運送屋でもないのに、たった1台の車両に運行管理簿が必要とする法根拠などあるはずがない。
こんな帳簿が必要なら、整備管理者とか、運行管理者もいるだろ!


あまりにもバカバカしい職権濫用に、警察官も実名表記することにした。

本当は日高敦子・交通課長・警部に根拠法令を訊いて、それを動画でアップしたいぐらいだ。

今後とも、このような自分が逮捕権や司法権を担っているとでも思いあがって、車庫証明などの許認可をいたずらに許可しない行政部門の警官に対しては、厳しく追求していくと宣言しておく。

許認可担当は、役場の職員とおんなじだと府警本部もきちんと教育しとくように!!

 

補足:
駅立ちなどで道路使用許可を求めてくる者にも反論提示しておく。
最判昭59年12月18日〔駅構内ビラ配り事件〕」の伊藤正巳裁判官の「パブリックフォーラム論」
横浜地裁2017年3月8日マネキンフラッシュモブ事件の大久保正道裁判長の神奈川県海老名市条例こそが違憲判決」(これは新人議員の吉田美菜子市議イジメが目的だった)

この判決によって、海老名市は条例を改正している。

 

 

犯罪寄生虫、水ノ上成彰(維新)堺市議に、「だんぢりを穢すな!」と叱責。

10月6日、たまたま津久野近辺を通ると、だんぢり曳行の交通規制に引っかかったので、13時頃から鳳ウイングス前を中心に行われる西区だんぢりパレードを見た。

 

だんぢりの綱にすら触れたこともないであろう永藤英機(維新)市長が、“様”付けで呼ばれ、長々と挨拶し、開会宣言まで行っていた。
岸和田でも多少の挨拶はさせても、こう長時間かけることはないし、永野耕平(維新)市長は途中抜けていたものの府議時代もだんぢりについて走っていたし、その前の信貴芳則氏は前梃子で共に小倉のだんぢりに関わっていたので、曳手をなおざりにして自己満足に浸るような真似はしない。
更に、そのような真似は曳手も許さない。

 

ところが、鳳・津久野地区では勝手が違い、パレードだけでなく曳行を見ていても、政治家“様”を殊更持ち上げているように見えた。
そこで、その1場面を捉えてみた。

 

先ず、題名の水ノ上成彰(維新)堺市議であるが、彼は盗人である。

 

私に追及されて、税金のネコババを2度にわたって返還。
しかも2度目は、ネット公開してのもの。

 

1回目:政治資金パーティ会費、「市政報告」の印刷費・郵送料など43万8462円。 
維新の地方議員がカネ目な証拠

http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/436983116.html

 

2回目:2014・2015年度の政務活動費のうち、調査研究費の新しい歴史教科書をつくる会年会費(6000 円)の支出を取消し×2
(取消合計額 1 万 2000 円)
+遅延損害金 309 円
+堺市と無関係な都構想についての住民アンケート調査委託費 35 万 5198 円
+遅延損害金 1万8441 円
=38万5948円
またまた返還させました! ネット公開しても、その中身はネコババな維新の政務活動費領収書
http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/450712695.html

 

他にもあるでよぉ~。
②議長公用車で、自分の会計事務所に出勤の公私混同ぶり。
議長時代には、私が「一条通の水ノ上会計事務所に行く際に、議長公用車で市役所に送ってもろとったら、税金ネコババになるからな。 自分の会社に行くなら、自分の車で来んかえ!」と釘を指しておいたことが功を奏したか、自分
の車でもよく来ていたと聞く。
維新はやるで! 議長になったら、議長車使わにゃ損損損とくらぁ
http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/468133229.html

 

③2015年4月27日投開票の堺市議選でも、有限会社 泉オート販売(代表:斉木三典 堺市中区深井畑山町88-1 Tel277-6000)より、スズキエブリー(堺480か1250)を1万5120円/日(合計 13万6080円)で借りているが、軽4バンがなぜこんなに高額なレンタカー代になるのか?
現在私が永野耕平(維新)市長らを相手に行政訴訟している、水増し請求と同じである。
政治家として、中身もない。

 

市民派議員の議会出席費用弁償受け取り拒否(私も共同原告だったが、こんな議員特権は既に府下議会では廃止されている)について、「死に金」と発言し、自身の使途は今に至るも明らかにしない。
一旦着服したのに返還したら「死に金」との維新議員の発言
http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/436983243.html

 

・選挙目当てだけの議員報酬減額
水ノ上成彰議員=報酬特例条例と旅費規程改定を巡るダブルスタンダード二重基準
議員報酬を20%削減する「報酬特例条例」については、多くの会派が、「なぜ、議会力向上会議などで他会派の合意を得ようとしないのか」と問いました。
これに対して水ノ上成彰議員は、「条例提案で各会派に投げかけた」と答弁。
ならば、と思って私が問いかけたのが、昨日の日記に書いた視察旅費の見直しです。
大阪府議会や大阪市議会と同様に、日当の廃止、宿泊料の引き下げを提案しないのかと迫ると、水ノ上議員は「議会力向上会議等でしっかり議論すべきだ」と逃げました。
まさに、ご都合主義のダブルスタンダードです。

 

維新の不都合な真実 視察は税で宴会してもいいじゃん。特権は最大限利用せよ!有権者にバレぬように
http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/451914453.html

 

全く理由説明もできず、各地でバラバラな選挙目当てだけの維新の報酬カット
http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/464565543.html

 

更には、
馬場伸幸(維新)衆議員に対して、町会費から50万円を寄付している。
馬場君に寄付したのは、彼の出身の鳳南町(新聞記事はここだけを問題にしている)、鳳駅前の野田区、浜寺元町の3近隣自治会より、各¥50万の合計¥150万。

 

維新は儲かりまんなぁ。
http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/439715850.html
自治体では、町会の活動費として会員数に応じて税投入されている。
つまり、水ノ上&馬場の維新タッグは、税金を維新に町会をトンネル会社として使って還流させたってこと。

 

褒められることと言えば、この程度か。
議員によるプレミアム商品券購入   堺市議会編  買ってない市議
http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/437004991.html
そもそも1700万円近い報酬なんだから、税金で更に補填してもらう資格などないので、買わなくて当たり前なんだが…

 

こんな盗人が、しかも一切説明もできずに罪も償わず、開き直る犯罪寄生虫が、だんぢりに触れてよいわけがないので、私が代わりに叱責した次第。
しかも、水ノ上氏の住所は諏訪ノ森であり、浜寺元町ではないので、そこについても指摘した。

 

町の人は、「昔は地元民であった」と言うが、私が問うても、彼の口からそのような説明はなされなかった。
水ノ上氏の自宅は、
浜寺諏訪森町西3-234-4で、
事務所は、
浜寺諏訪森町中2丁190-7
浜寺元町1丁16?1
と変遷し、
現在、堺市議会HPでは、浜寺諏訪森町西 3丁234番地4と表記されており、
公認会計士としての事務所は、元丸岡不動産の浜寺諏訪森町中3丁272-2へと移動予定で工事中となっている。

 

そして堺市では、政治家が祭礼を自分の宣伝の道具に使うことを地域住民に強いているようであるので、それについても指摘しておく。
今回は、長承寺で馬場君を見かけなんだが、宮山のお立ち台に西哲史(立憲民主 西区)市議が乗っているのを発見した。
しかも彼が来たのは、パレード直前で、その後の連合曳き中の数時間、ずっとお立ち台に乗りっぱなしであった。
タイミングが悪く、「どこ乗ってんねん!100年早いわ!降りんかえ!」と、どやしつけることができなかったのは残念だ。

 

41歳やそこらであっても、地域や町のルールで乗せるだんぢりがあるか もしれぬが、彼は何の役もなく、たすきもしていない。
つまり、議員だから、超法規的措置で前に乗っていることになる。

 

これについて、後日、西君に確認したところ「保存会の顧問です」と回答したので、「40歳でそんな役についてるもんが他におるか? おらんやろがい。 議員やからこそ、充て職みたいな扱いをしてるんやから、いちびってお立ち台に乗るなや!」と再度指摘。
西君から反論はなかった。

 

ついでに書いておく。
西君は立憲HPでは、
自治体議員ネットワークおおさか代表  ※副代表兼務
となっているにもかかわらず、無所属立候補している。

 

更には、自分が立憲の旗を立てないにもかかわらず、2019年統一地方選挙では、民主系各候補に脅しをかけている。
「立憲で出ないと対立候補を立てる!」と。

 

これに対して木畑匡(中区 国民民主)市議は、大阪教祖という日教組系の組合に支援要請をしている。
木畑氏はネトウヨであり、右翼団体三和塾の支援で初回当選し、その後も日本会議理事としてネトウヨ道まっしぐらなエッツジーこと稲田悦治岸和田市議が、市長選挙出たさに中川治(民主)元衆議員に公認をもらいに行った以上に滑稽である。

 

小堀清次(南区 立憲)も同様にビビらされ、社民党から抜けて立憲いくら替えする際に「南海労組が、立憲でないと支援しないと言っているので…」と説明している。

 

このような西ブラフに、各市議が右往左往するのもわからんでもない。
西氏は、職員やマスコミに深く浸透しており、熊谷俊人千葉市長や泉健太(京都3区 国民民主)衆議員とも親交が深いため、市議だけでは終わりたくないとの野望の持ち主である。

 

2019年堺市長選挙の時も、出るか出ないか言葉を濁して時間を引き延ばし続け、共産の出方を探った。
結局は、こんな猿芝居野郎に任せていられるか!と、野村友昭(東区 自民)市議が、自民を飛び出して、市長選に出馬し、市民も含めて支援することとなる、幸いな道を敷いてくれるきっかけとなっている。

 

野村氏はその後、堺維新を小間使いにし、市民勢力と自民などがつながることを嫌う西村昭三(堺区 自民)の脅しによって、野村排除にシフトしており、昭三ー維新ラインも潰すべき勢力である。

 

 

このような“政治”に長けた西氏では、関西ローカルの女子アナが堺の教育関係者から得たO-157の情報を関テレ記者としてパクる程度の“取材”しかできなかった森山浩行(立憲 大阪16区)衆議員では、手玉に取られるわな。

 

もちろん、自民、公明、維新など信用できるはずもないとしても、「まっとうな政治」だとか「確かな野党」を掲げ、有権者としても期待するしかない野党2枚看板の国政政党がこんなダブルスタンダードでは、政治不信になり、投票に行かなかったり、「誰に入れても同じ」と言うのもわかるわ・・・・
本体がこんなので、まともな地方議員が出てくるはずもないしね。

 

私は「しっかりせぇ!」との意味で、野党系議員には自民や維新議員に対するよりも、対面で厳しく当たっているが、その様子を書かずにいる場合が多い。
酷い議員が何人もいるのも知っているが、選挙近くに書かない“忖度”もしてあげている部分もある。

 

個々には書かないが、“トンズラ”は、自民や維新だけの専売特許ではなく、野党系議員も同様に酷いとだけは書いておく。

 

話は戻って、水ノ上氏や西君の
このような行為は、だんぢりを愚弄した話 だ。
議員は町会長ではない。
ならば、市の税金で雇用している以上、特別扱いして協力したいのであれば、自町のみならず、せめて選挙区の全町会に了解を得る必要がある。
その時に「あんたとこの法被借りて、あんたとこのお立ち台に乗せてもええっちゅーこっちゃな?」と念押しを忘れずに。
それで全町会がOKと言うはずがない。
「お前とこの町のもんやろがい!そんなもん、うちの町に乗せにくんな!」言われること必至であろう。

 

しかも彼らは祭りの時だけええかっこをしに出てきているのではないのか?
自主警備の鳳地車連合会(鳳地区)や運営(津久野地区)に行って警備をしたり、給水の手伝い、氷などの買い出し、ビール配りなど、寄り合い参加だけではなく、通常 の曳手なら誰もがやってきたことをした上で、祭礼に参加しているのではないのか?
だからこそ、「ええかっこ」とあえて書いておきたい。

 

ちなみに森田晃一(共産)市議(東) は、「 運営」の法被を着て自主警備に参加していた。
これが水ノ上氏であっても、当たり前のことながら、ちゃんとやってると記すので、もし行ったのであれば、その年度を言うてくるように。

 

ところで、札場泰司(維新)市議も鳳地区の市議だが、どこで曳いとったんかね?
これも併せて、維新からの回答を待ちたい。

台風対応のずさんさ 安倍政権など

災害で政治家ができることは、
視察して、行政に働きかけて被災地の支援をすること、
ボランティアに入ることか。
私も岸和田市内で大澤町での泥かきやブルーシート張り替えをはじめ、北部地震真備町、機会があるごとに参加してきた。

その時に市議らがどうしていたかも当時のブログに記載してきたが、まぁ役に立たんかったね。
それを知っているのは、被災地の方々だけで、ブルーシートの張替えに行ったお宅へ「張り替えに来たタカヒラです。 投票してください」と回ることも押しつけがましいと考えてしなかったので、落選してしまったが、今後も近隣災害ではボランティアなどでお役に立ちたいと考えています。

そういう考えがみじんも感じられないのが安倍政権。
記事などから、それをまとめてみる。

2019年9月22日放送サンデーモーニングより
浜田敬子
≪市町村職員から「被害状況をシステム入力する人手がなかった。 それなのに県が職員を派遣したのは4日目が過ぎてから」と聞いた。
1日目から県職員が入って被害状況を把握していれば、その次の週末の雨に対しては、例えば自衛隊に支援を要請するとかで、2次被害をもう少し防げたんではないか?

例えば、昨年和歌山で台風があったときに、関西電力和歌山県で協定を結んで、関電が安全確認し、電力会社が立ち会わなくても自治体が伐採が可能にした事例がある。
それをすべての県が自分の所に落とし込んでいなかった。≫


タレントを知名度で知事に選んだ報いに、千葉県が襲われている。
大阪でも、台風のさなかにTW三昧やだんぢり見物している維新首長ばかりで、笑えない。


23日放送
バイキングでも、
「千葉県内の13の防災倉庫に発電機を計468台備蓄していたことを紹介。
しかし台風通過後に貸し出したのは2町で計6台。210台は主に信号機を動かすために使われ、残り約250台は防災倉庫に眠った状態だという。
県は2町以外からの要請はなかったといい、県民への直接の貸し出しは想定されていないとした」と放送された。

 

ゴミより先に停電などを何とかしろよ!
9月22日8時約3100件軒、22時でも2300軒が停電。
22日15時1102軒が断水。
そん中、ゴミの話はもっと後でええねん!
小泉環境相 南房総市を視察 災害ごみ「総量相当なもの」 - FNNプライムオンライン
2019年9月16日 月曜 午後5:04
https://www.fnn.jp/posts/00424104CX/201909161704_CX_CX
より
《小泉環境相は16日午後、千葉・南房総市にある災害ごみの仮置き場を視察した。

南房総市の仮置き場は、ごみでいっぱいになり、16日の受け入れを中止するほど、大量の災害廃棄物が出ている。


小泉環境相は、「ごみの総量は相当なものなので。やはり、ほかの自治体の皆さんに、ぜひご協力をお願いしたいと思っています。これが1日でも早く全て撤去されるように、あした以降本格稼働しますので、そういったことを進めていきたい」と述べた。

小泉環境相によると、17日以降、県内の別の市や町で処理する広域処理を始めるほか、収集車も増やして、ごみの回収、処理の対応を強化する。
また、小泉環境相が住民から直接話を聞く場面もあり、要望を17日の閣議などで担当の各省庁に伝える考え。》

野党議員たちは早々に現地を訪れているのだが、
復興へ「国会で頑張る」 県選出野党議員ら被災地に|行政・社会|佐賀新聞ニュース|佐賀新聞LiVE
9/7 7:45
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/423911
「野党の国会議員らが6日、佐賀県内の豪雨被災地を視察した。浸水した事業所や災害ごみの収集状況、油流出の被害に遭った農家などを訪ね、一日も早い復興を政府・与党に働き掛けることを被災者に誓った。

 国会議員9人、県議会議員3人で視察し、国民民主党原口一博衆院議員(佐賀1区)や無所属フォーラムの大串博志衆院議員(佐賀2区)、立憲民主党岡島一正災害対策局長(衆院千葉3区)らが参加した」とは異なり、
野党議員の被災地での撮影に批判の声 「なんの意味もない記念撮影」「なんで倒壊家屋の前で記念写真撮るのか」 @sharenewsjapan1
https://snjpn.net/archives/158312
2019-09-15
といった、現場の真偽不明な情報で上げ足取られしてしまっている。
これがまた「野党は頼りない」世論を惹起しているのだとしたら、不幸以外の何物でもない。


そしてガースーこと菅義偉官房長官は、記者会見で「昨年の台風21号では即日非常災害対策本部を立ち上げたが、今回は今も作られていない。専門家は、組閣が優先され、被害の見積もりが甘かったと指摘している」と質問され、「全く違う。今回の台風は史上最大瞬間風速57メートルという風の被害」と、東電3加害者のように「想定外」発言で、見積もりの甘さを露呈したが、世間は批判していない。

台風被害そっちのけだったのは、安倍内閣構成員すべてに言える。
日に気象庁が「関東を直撃する台風としては最強」と異例の会見を行った後も、安倍ちゃんは、組閣に走り、災害対応を見れば、
台風が首都圏に上陸した9日午前中に気象庁長官と5分程度、面会したのみ。
組閣当日の11日は関連式典に追われ、翌12日夜は日本歯科医師会のパーティーに出席。
連日18時から20時半ごろには私邸に戻っている。
唯一、23時すぎと遅い帰宅となった13日夜は、都内の高級ピザ店で秘書官と食事。
かように経産省が「停電被害対策本部」を設置した13日まで災害対応の陣頭指揮を執った形跡は全く見られない。
しかもずーっと官邸でなく富ケ谷の私邸に帰っているからね。

しかも連休は休日をお楽しみ。
14日
15時48分、東京・丸の内の東京会館。宴会場「ローズWest」で亀岡偉民文部科学副大臣内閣府副大臣の長男の結婚披露宴に出席。17時57分、自宅。
15日
14時29分、東京都武蔵野市の成蹊大。同大アーチェリークラブ創立60周年記念式典に出席し、あいさつ。16時45分、自宅。
16日
12時41分、東京・平河町砂防会館別館。47分、会議室「六甲」で北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表、横田早紀江さんらと面会。菅義偉官房長官拉致問題担当相ら同席。14時、会議室「シェーンバッハ・サボー」で拉致問題の国民大集会に出席し、あいさつ。57分、自宅。

21日
18時55分、東京・元代々木町のピザ店「エンボカ東京」。増岡聡一郎鉄鋼ビルディング専務、籔本雅巳錦秀会グループCEO、昭恵夫人らと食事。21時58分、自宅。
22日
21時23分、松崎勲森永商事社長。38分、松崎氏出る。

隣県で地電・断水して避難者がいる地域の政治家の振る舞いじゃないわな。

前述した食レポと演説が上手いだけの5代目世襲は、現在の被災よりごみを心配し、内閣政務官に就任したばかりの今井絵理子参院議員は、被災地視察に”ギャル風メーク”で現れて大ブーイングを浴びた。
金だけでも出せばまだよいが、「非常災害対策本部会議」も開いていない中、ようやく被災者支援に予備費を計上したが、金額はたったの13億2000万円。“紀州ドン・ファン”の遺産と変わらない。
災害などに充てられる今年度予算の予備費は、前年度比1500億円増の5000億円が計上されている。昨年、災害が続いたため、増額された。それなのに、たった13億円の捻出。ネット上では〈ケタが間違っているかと思った〉〈イージス・アショアは6000億円だろ〉と怒りの声が上がっている。

1999年9月30日、茨城県東海村JCO臨界事故で作業員2人が死亡した時、
当時の小渕恵三総理大臣と野中広務官房長官は、翌日に組閣する予定を10月5日まで延期して、事故の対応に当たった。
新任に引継ぎ、空白をつくらないためだ。
それなのに、安倍ちゃんがやったことは、お友達人事の組閣優先。

これでもまだ国民は怒らないのか?
その奴隷度にあきれ果てる…・

 


参考:
今井絵理子政務官、「何しにきた!」被災地視察に”ギャル風メーク”で現れて大ブーイング - エキサイトニュース
2019年9月22日 12:00
https://www.excite.co.jp/news/article/Cyzo_217072/
より
《内閣政務官に就任したばかりの今井絵理子参院議員に大きなブーイングが浴びせられている。誰もが「は?」と目を丸くした今回の人事は、千葉県を中心に甚大な被害をもたらした台風15号のさなかだった。
しかも当人は複数の職務を兼務する内閣政務官で〝防災担当〟。今月19日、ようやく千葉の被災地を視察したが、地元住民やボランティア職員からは「遅すぎる!」と批判の声が相次いだ。
「服装もひどかった。この日初めて着たと1発でわかる新品の作業着に加え、髪の毛は金髪に近い茶色、化粧はバッチリ。ギャルが無理やり作業着を着せられたようにしか見えず、被災者からは『何しにきたんだ』『やっつけ感がアリアリ』と大不評でした」(全国紙社会面記者)
停電と断水が長期化する君津市と富津市を視察した今井氏は「停電や断水で多くの方が不自由されていることと思う。課題があれば何なりと教えてもらいたい」とコメント。千葉県庁では岡本和貴・県防災危機管理部長と面会し、女性や障害のある人への支援に課題を感じたと振り返り「被災者の声を聞かせていただき、政府一丸となって(復旧に)取り組む」と表明したが……。
「結局、被災者と直接会話をする場面はほとんどありませんでした。分刻みのスケジュールで、複数の被災地を一気に回る、文字通り〝SPEED視察”でした」(前出・記者)
今井氏と言えば、橋本建元神戸市議と不倫略奪スキャンダルで「一線は超えていません」を繰り返し、説明責任を放棄したのが記憶に新しい。橋本氏はその後妻と離婚し、現在は今井氏のもとに転がり込んでいる形だ。一部ではヒモ状態の橋本氏を自身の秘書にしようと企んでいると報じられている。
「SPEED時代にチヤホヤされてきた分、不倫スキャンダルでマスコミに叩かれ、かなりショックを受けていました。一時は次の参院選への不出馬を明言していたが、内閣政務官に抜擢されて風向きが変わった。本人もすっかり傷が癒え、次期参院選にも再び立つ気マンマンです」(週刊誌記者)
永田町の人材難はここまで深刻だったか》


千葉被災者から怒りと悲鳴...支援金わずか13億円という安倍政権の冷酷 (日刊ゲンダイDIGITAL) - ニュースパス
9/21(土) 06:30
https://newspass.jp/a/efbwe
より
 千葉県内では停電や断水が続いている。完全に「初動」が遅れた安倍政権。いまだに「非常災害対策本部会議」も開いていない。ようやく被災者支援に予備費を計上したが、金額はたったの13億2000万円。“紀州ドン・ファン”の遺産と変わらない。さすがに、被災者からは「なんとかしてくれ」という悲鳴と怒りの声が上がっている。

  ◇  ◇  ◇

 災害などに充てられる今年度予算の予備費は、前年度比1500億円増の5000億円が計上されている。昨年、災害が続いたため、増額された。それなのに、たった13億円の捻出。ネット上では〈ケタが間違っているかと思った〉〈イージス・アショアは6000億円だろ〉と怒りの声が上がっている。

 疑問の声が噴出するのは当然だ。昨年の西日本豪雨では、被災者支援の第1弾として、予備費1058億円の支出が閣議決定されているからだ。1058億円と13億円。この差は何だ――。財務省は「西日本の時は、廃棄物処理から風評被害対策まで多くの項目の支出が含まれています。今回は、千葉県の停電エリアで不足している水や食料を届けるための支出に限定されています。まだ、被害の全容が分かっていない状況です」(主計局復興係)と答えた。

 財務省はのんびり構えているが、今回のケースが大規模災害であることは明らかだ。日本損害保険協会の金杉恭三会長は19日、台風15号に関し、損保各社の保険金支払総額が3000億円超に膨らむ可能性があると明かした。

■「無策のせいで被害が進行」

 政府が思い切った金額の対策費を打ち出せば、被災者も少しは安心できるはずだ。なのに安倍首相は被災者そっちのけで、17日には、自衛隊幹部への訓示で「航空宇宙自衛隊への進化ももはや夢物語ではありません」と来年の宇宙作戦隊創設をブチ上げているのだからどうかしている。ネット上では〈足元みろよ〉〈宇宙より、まず千葉でしょう〉と非難が殺到している。しかしなぜ、安倍政権は今回の災害を軽く扱っているのか。

内閣改造にうつつを抜かし、初動の遅れは一目瞭然です。批判が高まらないように、大きな災害にはせず、なるべく小さな災害にしたいのでしょう。さらに、巨大地震と違って台風は毎年何回もやって来るので、前例になるのを恐れ、手厚い対応を極力避けているのだと思います」(永田町関係者)

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)が言う。

「台風は毎年来るからこそ、被害が最小限になるように、毎年しっかり予算をつけておくべきなのです。それを怠った結果、停電の長期化など被害が拡大しているのです。今回、安倍政権の無策のせいで被害が進行しているのに、お金を渋り、宇宙を語るなんてどうかしています。安倍政権にとって、国民生活の優先度が低いことをよく表わしています」

 改めて、非情な政権である。


台風被害はそっちのけ…安倍自民“無能幹部”の呆れた実態 #日刊ゲンダイDIGITAL
2019/09/19 15:00
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/262050
より
 千葉県を中心に大きな爪痕を残した台風15号の発生から1週間以上が経過したが、県内ではいまだ約3万戸(19日午前9時現在)が停電。被災者からは「もう限界」といった声が上がっている。政府の初動対応は妥当だったか――菅官房長官は「適切だ」と言い張るが、政権幹部の動静を追うと、多くは台風そっちのけだった。初動の遅れが原因で、「天災」が「人災」となったのは間違いない。

 日刊ゲンダイは、台風が首都圏に上陸した9日から、経産省が「停電被害対策本部」を設置した13日までの安倍首相や閣僚、党幹部の行動をSNSなどでチェック。最もヒドイのが、安倍首相だった。

 安倍首相は9日午前中に気象庁長官と5分程度、面会しているが、以降は特段、災害対応とおぼしき動きはない。組閣当日の11日は関連式典に追われ、翌12日夜は日本歯科医師会のパーティーに出席。連日午後6時から8時半ごろには私邸に戻っている。唯一、午後11時すぎと遅い帰宅となった13日夜は、都内の高級ピザ店で秘書官と食事。災害対応の陣頭指揮を執った形跡は全く見られない。

■下村選対委員長は自著宣伝
 党役員人事で選対委員長に就任した下村博文氏はこの間、SNSなどで台風関連の発信は一切なかった。一方、役員人事が正式に決まる前日の10日、フェイスブックに〈先ほど安倍総理から電話をいただき党の選対委員長につくことになりました〉と“フライング”報告し、物議を醸した。12日には、公式ホームページで自著を宣伝。いかに自分のことしか考えていないかがよく分かる。

 外相から防衛相へ横滑りした河野太郎氏は9日、〈河野太郎さんなんでそんなにかっこいいん?〉との一般人のツイートに〈生まれつき〉と返答。どこで何をやっていたのか知らないが、随分と余裕をこいている。一方、防衛相就任後の11日以降、「台風情報」を連続投稿。いかにも不自然だ。幹事長代行に就いた稲田朋美氏は10日、北海道の利尻島で早朝ジョギングで一汗。防災担当の内閣府副大臣を経て官房副長官になったはずの西村康稔経済再生相に至っては、SNSで台風被害に初言及したのは13日のこと。内閣改造での“昇格”がよほどうれしかったのか、11日は大臣就任について連投するありさまだ。

 台風そっちのけだったのは明らかだが、菅官房長官は17日の会見で「(初動対応は)迅速かつ適切に行われた」と強弁。一方、東電が停電からの復旧見通しを二転三転させたことについてだけは、「復旧プロセスを厳格に検証すべき」と強調。まるで、「悪いのは東電」と言わんばかりなのだ。

「菅長官の発言は東電への責任転嫁と取られても仕方がありません。大規模災害でインフラが寸断された際、最終的には国をはじめとした行政が対応をしなければならないことは、東日本大震災などから学んできたはずです。私邸にこもりきりだった安倍首相など、政府の初動は明らかに遅く、組閣に夢中だったようにしか見えません」(高千穂大教授・五野井郁夫氏=国際政治学

 検証すべきは政府の初動対応のズサンさだ。