カンカン場有料観覧席の払い戻しはされません!
チケットぴあや、旅行社を通じて購入した人の観覧券は、まだそれらの会社から大阪文庫に払い込まれていない可能性が高く、払い戻される可能性があります。
しかし、直接大阪文庫から買われた方々の払い戻しは行われない可能性が高い!
カンカン場の有料観覧席が、今年中止になった話は、2回書いた。
有料観覧席のショバ代1300万円を、年番が受け取っていた、ヤクザ顔負けな話
この時、私に説明してくれたのは、直接有料観覧席事業を取り仕切った小田幸平氏(探偵名で本名ではない)であり、彼は「必ず払い戻す」と回答し、私も「払い戻し期限がすぎれば、また話を聞きに行く」として別れた。
あれから1ヶ月、試験曳きの観覧券は10月10日より払い戻しが始まった。
時を同じくして、有料観覧席の販売会社となっていた大阪文庫や一二三興行の親元である和泉興信所のシャッターが閉まったままになった。
私も再度和泉興信所を訪れたが、4~5日前より閉店ガラガラとなってしまったようだ。
小田氏の携帯を含め、和泉興信所の電話も呼び出し音がなるだけだ。
それどころか、田中茂光・社長には自死の可能性もあると、取材していくと判明した。
齢、約70歳で、自死の道を選ぶのが、岸和田への観光客や子どもたちのためにと、観覧席を5年間続けた人の結末ならば、誰もそのような気持ちを具現化しようとは思わなくなってしまう・・・・(本当は、そのような理由ではなく、銭だろうが)
払い戻しされない事については、大きな問題となろう。
毎年1300万円を大阪文庫からショバ代として受け取り続けた年番(今年は650万円を受け取っていた)の道義的な責任も追求されようし、集団訴訟可能性もある。
市民も多くも、有料観覧席は市が絡んでいると勘違いしていた。
それもそのはず、市営の浪切ホールへの玄関口を独占的に2週間以上も専有していたのだし、岸和田市の看板としての有料観覧席を、市が知らんとは言えまい。
だからこそ、大阪文庫の代わりに有料観覧席の中止を発表し、市のHPにも説明を記載しているのだ。
永野耕平・市長も当然、知らんふりはできまい。
翌年からは、市が観覧席を設置し、テキ屋からショバ代を取ったり、裏金的にショバ代を払ったりといった不透明な会計を一掃して、
もっと安価に観覧席を販売すれば、近年下がってきた観光客数も盛り返すのではないか?
この問題、更に追跡調査してみたい。