たかひら正明と見つめる岸和田

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だんぢり観覧席トンズラ問題で、年番がついに謝罪会見!

カンカン場でのだんぢり有料観覧席で、騙されて銭を取られた皆様へ http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/462851150.html

でも書いてきたが、

私が9月の中止発表当初から大阪文庫にインタビューし、

払い戻し日にはトンズラしていた事実も追求し、

ショバ代を1300万円もこの4年間に渡ってせしめながらも、使途を明らかにしてこなった年番も大阪文庫とともに連帯する被告として、被害者は提訴せよ!

と主張してきたこの問題。

 

ついに村上信行・年番長(本町)が公式の場に出てきた。

 

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チケット未返金問題で運営組織謝罪 岸和田だんじり祭  @Sankei_news
2018.12.18 20:47
https://www.sankei.com/west/news/181218/wst1812180049-n1.html

より

 大阪府岸和田市で9月に行われる「岸和田だんじり祭」で、有料桟敷席の運営会社「大阪文庫」が設置を見送った桟敷席の代金を購入者に返さず、連絡も取れなくなっている問題で、祭りの運営組織に当たる「祭礼年番」の関係者が18日、同市の岸和田だんじり会館で記者会見し、「年番には道義的責任がある」として謝罪した。

 

 会見には年番長だった村上信行さん(57)が出席。年番について、「だんじりを所有する各町会から選ばれ、祭り全体を統括する組織」と説明する一方で、桟敷席の設置やチケット販売など運営には関わっていないと強調した。

(引用ここまで)

 

この炙り出しは、私のブログの功績大やね。

 

メディアも役場も議会も追求しなかった年番に、「責任があるだろ!」と表立って突きつけたのは、私だけじゃないの?

 

1300万円✕4年間のショバ代についても、私以外、メディアは触れていないが、岸和田市内では噂となり、弁護士のアドバイスもあって、会見を開いたのではないか?

 

で、なければ、往生際悪く、大阪文庫トンズラから2ヶ月も経った今になって、なぜ記者会見を開いたのか説明できまい。

 

再度、会見内容を記事から見る。

「桟敷席の設置やチケット販売など運営には関わっていない」

そりゃそうでしょう。

汚れ仕事は、大阪文庫にさせてきたんだから。

 

逆説的に「年番は手を汚さずに、アガリだけを吸い取ってきた」と言っているのと同じじゃないの。

しかも、帳簿はどうなったんだ?

懐に入った銭がどう使われたかを説明せずに、「道義的責任」だけじゃ済まんよ。

 

このアリバイ記者会見は、神谷昇(自民)衆議員が、「公認料としての200万円もらってまへん」とうそぶいているのとオーバーラップする。

年番長が「知らん」と言えるには、日田孝志・ヤノコーポレーション専務のように「これまで汚れ仕事をやってきた」とカミングアウトする、裏の世界の住民の存在が必要だ。

だが、そのような存在のスケープゴートを作ろうにも、年番となっている時点で、表に出てしまっているわけで、悪そうなジィさんを人身御供にしたところで、次はそんな“裏の世界の住民”を、町代表の年番として送り込んだ町の責任が免れなくなるので、トカゲの尻尾切りできんわな。

 

これまで舞台には照明が当たっているのに、控室で観客のざわめきに怯えるだけだった役者が、舞台袖に出てきたのであれば、幕が下りきるまで、その役を演じきってもらいましょう。

 

幕が下りる前に、出演者全員が頭を下げる時、飛んでくるのはおひねりか、ペットボトルや空き缶か?

 

観客が手にしているのは、演者の首にかけるよう福沢諭吉で作ったレイではなく、中に石が詰められた泥団子に見えるのは、私だけだったらいいのにね・・・・