北九州市議の税金観光旅行な海外視察が、TV放送されてバレる。
香川県議会、今度こそ御用か? 法の抜け穴をかいくぐる政務活動費&海外視察
で書いた、税金による海外観光旅行。
次回は、10月30日(火)10:30~短時間=高松地裁@三越の北西で裁判あります。
短時間の裁判の後、多分、1階で進行具合の解説も予定しています。
で、今回もこの番組で暴露されました。
金曜プレミアム・実録!金の事件簿 - フジテレビ
2018年10月5日(金) 19:00~21:55 放送
https://www.fujitv.co.jp/b_hp/yurusanai/
北九州市議「海外視察ツアー」謎だらけの顚末 血税800万円の投下が市政にどう生きるのか | 国内政治 - 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/240078
より抜粋
* 5日放送の「実録!金の事件簿」では、北九州市議の海外視察を取材している
* 市議らは視察の合間に頻繁に飲酒をし、ブランドショッピングを楽しんでいた
* 飛行機はビジネスクラスで、8日間の費用はおよそ800万円となるそう
*“視察らしきもの”を行った時間は、約9時間
去年放送し物議をかもした香川県議員の海外視察取材を覚えていますか?視察とは程遠い、観光三昧のあきれた実態が明らかになりました。あれから1年―。今回も、とある地方自治体の政治家ご一行のヨーロッパ視察に勝手に密着。そこで取材班が見たものとは?視察について数々の疑問・疑惑を彼らに直撃すると…さらに驚きの答えが返ってきました。
取材班は6月から7月にかけて行われた北九州市議8人によるスペイン・マドリード~バルセロナ~フィンランド・ヘルシンキ6泊8日の海外視察の一部始終を”勝手に“取材し映像に収めている。
政治家の海外視察をめぐっては昨年7月21日に放送した「実録!金の事件簿2」で 香川県議会の議員たちが訪れたドイツ、スイス、イタリアの視察の実態を暴いた。視察“らしきもの”は9日間のうち4時間程度で、視察の合間にビールやワインを何度も飲み、ひたすら世界遺産を訪れては記念撮影、さらにおよそ香川とは縁遠いようにも思えるアルプスでマッターホルンを眺めてはここでもまた記念撮影……と、観光とも思える内容だった。
番組放送後には、高まる批判の声に香川県議会の自民党議員会が海外視察を原則自粛、オンブズマンによる旅費の返還を求める住民監査請求も行われている。
8日間の費用はもちろん税金から出ていて、飛行機はビジネスクラスで市議には初日と最終日は2日分の「日当」として計1万3600円がつく。さらに食事も昼は3000円、夜は5000円までが支給され る。視察には全日程で市の職員2人が同行し、旅行代理店の添乗員も同行、現地でガイドも雇う“至れり尽くせり”の海外視察で、総額はおよそ800万円となる。
また飛行機以外の移動の足はすべてチャーターした大型バスで、およそ視察とは関係のないものと思われる夜の飲食店などへの送迎まですべてこうした税金でチャーターした大型バスが使われていた。
その「視察」の中身と詳細については番組で詳しく報じるが、実態は首をかしげたくなるものだった。その一部を紹介したい。
彼らは視察の合間に頻繁にビールやワインを飲んでおり、われわれはその瞬間をカメラに収めていた。この疑問を現地で市議たちにぶつけるべく直撃をしたところ、多くの議員が回答を拒否して逃げた。ようやくつか まえた市議団の団長議員は最初、「話す必要はない」とまで述べた。
再度市議らに取材を申し込み、市議会の部屋に通されたところ、なぜか団長のほかに議長が現れた。呼んでもいないのに実に丁寧なことだが「報告書をきちんと出しているから観光ではない。ほかに比べればうちは随分まじめな議会だ」と主張、飲酒も乾杯程度と説明した。
前述した公務中の飲酒禁止通達はこのあたりが原因で出ているようだがわれわれが疑問に思っているのは視察途中の飲酒もあるがそれだけではない。海外視察の成果が市政にどう生かされているか、見えてこないからだ。
地方議会の政治家たちは主に旅行代理店を使って海外視察に行く。入札で行われるのが一般的だが受注した旅行代理店はきちんと「旅行のしお り」まで作り、全日程に同行してくれるのだ。地方議会の中には任期期間中に少なくとも1度海外視察に行くということが半ばルール化されている議会もあり、上限の金額はさまざまだが、ある地方議員が「任期を勤め上げたご褒美みたいなもの」と語るほどまるで「観光ツアー」のようなものが多い。
番組では多くの自治体の海外視察資料を調査したが、おおむね人気なのが欧州、北米、アジアはタイ、ベトナムとシンガポールだ。行先はだいたい現地の日本法人か行政視察が1日に1つか2つスケジュールで入っている程度である。そのほかの時間は何をしているか不明である。
今回の北九州市議もいくつかの施設を視察してきたようだが、報告書にはそれを具体的にどうこれから北九州市に生かしていく のかということはあまりよくわからない。
ちなみに、これまで北九州市議会では報告書は一般公開されておらず、情報公開請求して初めて目にすることができたのだが、番組の取材を受けて初めて北九州市議会はわざわざ報告書をHPに初めて公開した。「視察はきちんと行ったのだ!」とどうしてもわかってほしいようだ。
多くの地方議会で見直しが行われている中、市民の“血税”を使って行われた海外視察。報告書を書いて満足するのではなく、しっかりと市民生活に役立つようにしてもらいたいものだが……団体旅行のような形で行く海外視察のあり方。もっと議論されていいだろう。
北九州市民の血税で優雅に昼からアルコール三昧、買い物、観光地旅行していた議員は、
奥村祥子(よしこ)《自民党》
村上幸一《自民党》
田中元《自民党》
木畑広宣《公明党》
森本由美《社民》
浜口恒宏《国民》
の各市議。
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000805159.pdf
海外視察報告書
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/sigikai/g0401078.html
6月18日~23日 ドイツ(ブレーマーハーフェン)
ドイツの洋上風力発電の取り組みに関する調査研究
洋上風力発電先進都市視察団
井上秀作(自民)、
上野照弘(自民)、
戸町武弘(自民)、
木下幸子(公明)、
山本眞智子(公明)、
世良俊明(ハートフル北九州)、
中村義雄(ハートフル北九州)、
山内涼成(共産党)
そしてTV放送されると、火事場泥棒がやってきた。
共産党である。
議員の海外視察の廃止を提案 : 日本共産党北九州市議団
18年10月03日
http://jcp-kitakyu.jp/2018/10/%e8%ad%b0%e5%93%a1%e3%81%ae%e6%b5%b7%e5%a4%96%e8%a6%96%e5%af%9f%e3%81%ae%e5%bb%83%e6%ad%a2%e3%82%92%e6%8f%90%e6%a1%88%e3%80%80/
10月2日、日本共産党北九州市会議員団は、北九州市議会議長に対して、海外視察の廃止について申し入れを行いました。
一、議員の海外視察は、2019年度から廃止すること。
一、特定の重要課題について外国の先進事例を調査・研究することが必要であると判断される場合
は、議会としてその都度協議し、合意して方針決定すること。
いやいや、共産党議員も同時期にドイツに行ってんじゃん!
これがホンマに税金観光旅行かどうかの検証を先にしてから言えよ。
そして、こんな提案は、もっと前からやっとけ!
私は共産党とも闘ってきた。
疑惑を追求すると、必ず彼らが言うセリフは、「ルールが変われば従います」だった。
このように、決められたルールは悪法でも従うとの姿勢で取り組んできた共産党。
税金ネコババを一緒になってやってきたのに、自分たちだけが正しいと主張するのは、詐欺師の手口だ。
私が追求して、改善させた例だけでも、
岸和田市議会の税金コンパニオン旅行、
堺市議会の出席日当として二重取りしてきた費用弁済があり、
岸和田では今でも出張の日当を受け取っているし、ホテル代も実費生産でなく 、1万5千円の定額を渡しきり、領収書もつけず、どこのホテルに泊まったかも不明なまま、お釣りを小遣いにして、夜の飲み代としている。
堺では、政務調査費領収書を、公開ルールが定められるまで公開せず。
その時既に2市民派会派は公開して、市民から是正を求められており、私も「本を購入しているとして、領収書を突けているんだろ? 複数人いるのに、同じ本を買いまくって、古本屋に売りさばく錬金術を使ってんじゃないのか? 全議員の本棚を見せよ!」
と、会派控室で迫ったが、共産市議軍団は返答できなかった。
全国で市民が厳しくチェックしないと、いつまでも議員は仲間内のルールで税金を掠め取りますよ。
市民は、自分でチェックするか、代わりにやっているオンブズを支援し、タダ乗りは終わりにしていただきたい。