たかひら正明と見つめる岸和田

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3.12 堺市議会議員総会で見る、維新追求の虚しきダブルスタンダード

2月22日以来、3週間ぶりに堺市議会に行ってみた。

 

堺市議会の学級崩壊と、竹山市長追求
http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/464263456.html
でも昼寝やツイッターいじりなど維新ら議員の酷さを書いたが、今回も議会内外の報道されない様子をお知らせする。

 

3月12日
その日の朝、私は永野耕平・市長と、報酬を求めて府議に移る前田将臣市議、永野市長によるパワハラに耐える宇野慎吾市議の3名による、選挙時の税金ネコババについての行政訴訟のため、大阪地裁にいた。

 

同時刻、堺市役所1Fロビーには、維新動員が大挙して押しかけていた。
その数は議会傍聴席と同数の80名に近かった。
動員された維新戦闘要員は、点呼まで取り、「○○さん来てへんなぁ・・・」と、同志の見張りまで行っている。

 

さながら江戸時代に住民同士が幕府や大名への反抗心を持たないよう相互監視させた5人組制度のようだ。
確かにその信者による行動は、もはや“カルト”と呼ぶべきなのかもしれない。

2月12日の動員では、ヤジによる退場者が出た。
 
今回の維新の晴れ舞台への動員では、退場とまでは行かなかったが、トップバッターを切った維新2市議の質問終了後には、傍聴席全体での拍手がおきた。
 
私が傍聴をはじめたのは、夕刻であった。
10時からの議会運営委員会を経て、10時半から本会議場で始まった維新2、公明3,自民2、ソレイユ(民主系)2、共産2、無所属(長谷川俊英)、すべての質問が終わったのは18時40分で、その終盤を見たことになる。
 
竹山修身市長の答弁は、どこか他人事で空々しい。
添付必須の領収書の6割方がない状態で、「天地神明に誓って、私的流用はない」と言われても、その言葉を額面通りに信じる者はいないだろう。
 
それでも「政争にしたい」とやっきな、維新の辞職勧告決議に賛意は示せない。
それは、疑惑の段階で「クロだ、辞めよ」とするなら、辞職の山が築かれる可能性も今後考慮する必要があり、それが妥当かと首を傾げるからであり、追求をしている維新こそがこれまでの犯罪議員全てにおいて説明責任を全く果たしていないからだ。
 
私は何人もの維新議員の税金ネコババを返還させてきたが、誰一人としてそのネコババに至った経緯や、どのような手口であったか、今後再発防止を行うのか否か、行うのであればどうするのかなどを説明した議員はいない。
それどころか、市民に対して謝罪した議員もいないと記憶している。
もちろん、返還後に私と会っている維新議員も多数いるが、愚にもつかない言い訳はしても、謝罪や説明をした者は一人もいない。
 
維新がブーメランを呼ぶ政党であることは、誰もが周知のとおりである。
 
二枚舌やブーメランの例
 
 
 
 
 
キリがないので、このあたりでやめておいて、今回の疑惑について、過去に維新堺市議団がどう主張していたかを見る。
 
より抜粋
堺市小林由佳(よしか)市議(39)=無所属=が政務活動費(政活費)として計上したチラシが配布されないなど約1千万円の不適切支出を指摘された問題で、市議会は25日、小林市議と、秘書だった黒瀬大市議(40)=同=に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。ただ、決議には法的拘束力がなく、両市議は議員活動を続ける意向を示した。
 
決議案は公明党市議団、ソレイユ堺、自民党・市民クラブ、共産党市議団の市議、無所属の長谷川俊英市議がこの日開かれた市議会本会議に提出。23回にわたり開催された市議会調査特別委員会(百条委)で、両市議があいまいな証言を繰り返し、小林市議は多くの証言拒否をしたと指摘。両市議とも「市民への説明責任を果たさず、議員としての資質を問わざるをえない」として議員辞職を求めた。

 採決の前に、両市議が所属していた大阪維新の会市議団の2市議が反対討論竹山修身市長が詐欺罪などで小林市議を大阪府警に告訴していることから、司法判断をまってから辞職を判断すべきだとした。
(抜粋ここまで)
 
疑惑解明の段階で、しかも竹山事件と異なり、百条委まで進んだ小林&黒瀬事件で、維新は「司法判断後に辞職判断すべき」としている。
小林&黒瀬事件は100%税金の政務活動費で、竹山事件は支持者から集めた私金だなどとケチなことを言うつもりはない。
それでも、自身が公表した判断基準が、相手が変わればなぜ変わるのかについては、説明が必要だろうが、そんな説明ができた上での追求だとは聞いていない。
 
竹山事件と同時期にも堺維新による政治資金報告書の記載漏れはあり、
のような
問題は、2016年6月11日及び2017年8月7日のハシシタ氏を呼んでのパーティー収支が、双方とも100万円ほどの赤字であり(ハシシタギャラ216万円によるものか?)、そこに選挙区内の支援者が参加していた場合、有権者への供応接待とみなされ、公選法違反になる可能性が問われる事案もある。
 
それでも維新議員が記者会見で、質問に対して真摯に説明をしたとの報道はない。
 
ただTWで
足立康史認証済みアカウント
@adachiyasushi
返信先: @adachiyasushiさん、@happymania28jpさん
以上、当方に寄附の意図は全くなく、結果的に赤字になったに過ぎず、公選法の禁ずる寄附には該当しません。繰り返しますが、政治資金規正法8条の2に基づく政治資金パーティーが結果的に赤字となっても適法であることは総務省にも確認済みです。必要があれば会見しますが、それには及ばないですね(笑)
8:44 - 2019年3月13日
と呟くのみ。
 
これも同じく。
より
吉村洋文大阪市長が代表を務めていた「維新の党衆議院大阪府第4選挙区支部」が、2015年3月に維新の党から受けた寄付金300万円について、285万円を吉村氏個人からの寄付と誤記載したほか、残る15万円分の収入と支出を政治資金収支報告書に記載していなかったことが13日分かった。

 政治資金規正法に抵触する恐れがある。当時の会計責任者は「事務員が勘違いしていた」と説明。吉村市長は13日夜、自身のツイッターで誤記載と記載漏れを認め「報告書を訂正する」と投稿した。維新の党と同支部はいずれも既に解散している。
(引用ここまで)
 
 
議会に出ず、TWで戯言を書き込んでいれば自分の職責が果たせるとでも思っているのだろうが・・・
 
 
 

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