たかひら正明と見つめる岸和田

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空き家の次は空き墓が課題! 高石泉大津墓地組合議会傍聴

最近、動画撮影時にタイミングよく維新議員らが写り込んでくれることが何度も続き、「俺って、持ってるやん!」と浮かれる場面が続く。

 

今回もそうだ。
議会開催を知っていて、高石市役所を訪れたわけではない。
用事があって向かうと、偶然、議会を膨張することができた。

 

この「空き墓問題」は、岸和田でも課題となっているものであり、早速動き始めている。
岸和田については、後日お知らせすることにして、今回は高石駅下がりで旧26号線沿いにある墓地についてである。

 

市民派議員の山敷恵氏だけが質問する、お寒い議会の中で、大事な問題が浮き彫りとなった。
使われていない墓の問題である。

 

これについては、先ずどの墓が「空き墓」かを特定しなければならない。
高石市では、2016年より調査を行っている。
結果、現在では3845(旧2278、新1567)区画中、使用者判明が3106(旧1792、新1314)区画58区画が「空き墓」と判明している。

 

判明率は82.3%。
2017年の50%よりは増加しているものの、3年を経て、まだ残っているのかと、追跡特定の難しさに唸る。

 

これには当然ながら予算がかかり、それの多大となっている。
2016年 756万円
2017年 285万円
2018年 298万円
2019年(予算) 270万円
と、既に1600万円を超える。

 

「空き墓」の再貸し出しができたとして、45万円/区画であることから、全てが再貸し出しされたとしても、収入は2610万円が最大値となり、調査経費が収入を超えるのではないかと、山敷氏は懸念する。

 

今での委託事業であるが、当初は、盆に人が待って、墓参りの方々に調査をかけていた。
それ「空き墓」と思われる区画に、お尋ねプレートを立ててt経費削減ができるようになっている。
山敷氏「ならば、委託事業とせずに経費削減すべき」
「2023年頃には、墓の不足が予想される。 『100%判明するまで貸し出さない』のではなく、貸し出せるものから順次貸し出すべし!」

 

高石市「土地台帳も含め、調査してから行いたい」

 

山敷氏「それがいつになるのかと訊いている」

 

あまりに誤魔化し答弁を続けるので、畑中政昭(高志会)議長も、もっと具体的に回答するよう促す。
自民系会派の議長が、市民派議員に手助けするのも、議会全体が呆れ返るような阪口伸六独裁市長の存在があるからだろう。
職員答弁にも数席離れた場所から、吉兆囁き女将を超える怒声を職員に浴びせていた。
私一人しか傍聴者がいないとしても、岸和田が誇る無脳市長、永野耕平(維新)が可愛く見えるほどのふんぞり返り振りを見せ、それを1席空けて隣の石川輝之・副市長が、頬杖をつくといった議会を愚弄する態度でフォローする。

 

2003年の阪口新市長就任時には副市長不在であったのに、その後10年間で9人ほどが入れ替わるとの目まぐるしい副市長人事を導入している。
これは、議会が一致して反阪口市長であり、職員からの信頼も欠けることで、府や国から援軍を得たということか。

 

財政で言うなら、1850万円/年の経費を支払っての“援軍”よりも、伸六成果としている職員数削減や、「財政難だから設置しない」年間50万円の議会委員会室のカメラの設置を進めるべきではないのか?

 

年間管理料についても
臨海線沿いの浜墓地では3千円、旧26号線沿いでは2600円、組合が管理する墓地では無料であり、「公平性で管理料を取るべし」との山敷指摘は当然である。
高石市も「今後、新使用者に対しては検討が必要」と回答。

 

これは岸和田でも、旧墓地では永代として無料にし、新墓地では年間1万円ほどを徴収している流木墓地で言えよう。

 

利権についても山敷質問は切り込み、
1987年9月議会で、2019年に阪口対抗として出馬し、落選したので引退した出川康二(共産)ベテラン市議が行った、「返還墓地を市に返還せず、業者が勝手に150万円で貸し出した」と質問。
しかし、市はまたも「現在も確認できていない」などと答弁し、闇の深さを浮き彫りにした。

 

高石市では私のように「流木での悪徳墓石屋、杉本石材が、違法行為を行っている」などと、具体的に指摘することは難しいようであった。

 

 

ネット中継されている議会でも、畑中議長や田立恵子(共産)泉大津市議(副議長)、阪口市長らによる1分もかからないような型通りの挨拶で、全員が紙を読むなど、歌舞伎座七月大歌舞伎で市川海老蔵氏の息子、「4歳の勸玄君が見せた4分間の長台詞を見習え!」と言いたくなるお粗末さや、
共産新人の明石宏隆氏による、声を張らない挨拶、
監査委員専任議案を可決され、市長+嘱託という名の市職員8名+会計責任者の10名のバラバラな頭の下げっぷりなど、現場に足を運んだかいのある見どころもあった。

 

市長就任後の独裁ぶりで、同級生の職員が次々と辞めるようなシンロク独裁の片鱗も見えたし。

 

最後に高石市市民へ、勉強のお礼を送っておく。
「空き墓」問題以外にも、なぜ独裁市長シンロクに市民が投票するのか、常々首を傾げているところ、
自転車を押して登庁する姿を見たり、挨拶して騙されている市民は、南海トラフ地震が来た時に、職員を減らしまくっているツケを泉佐野市同様、払うことになろう。

 

この議会や役場の職員の多くが感じていることから導き出したこの予言を、活かすも殺すの市民次第である。

 

オマケ
シンロクと言えば、岸和田では清風南海高校時代の同級生で親友に、雪本清浩(ヤノコーポレーション議会支店の利権集団=次世代政策会議)市議がいる。
このキヨヒロ、南大阪議員の親睦会=南議連(南大阪議員連盟)には新人時代には加入していたが、途中脱退していた。
ところが、2017年5月の議長就任とともに復帰(議長やるんやったら、南議連に入っとかんかえ!と脅されたのだろう)。


その復帰時の挨拶では、「雪本です。よろしくお願いします」で、言葉を止めず、愛する「シンロク市長をどうぞよろしく!」とやったもんで、出席者はどっちらけ。

吉本新喜劇のように、椅子からずり落ちたとか。

メンバーも吉本同様、ヤクザまがいであるがゆえ、その光景は、まさに真正吉本新喜劇であったろう。


その光景をキヨヒロ本人に確認してみたら、シンロクと同級生だとは認めたものの、どっちらけ劇については、健忘症にかかったかのように「覚えていない」と繰り返した。

キヨヒロが認知症だと、役場からは訊かないが、利権会派を抜けたがっている、西田(武史)タケちゃんの姻戚である(井舎)ヒデオとともに、長谷川式スケールを受診しに行かれるよう、市民の一人として、要望しておく。

 

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