全日建関西地区生コン支部事件への弾圧を跳ね返す緊急署名
私が市民派議員の勉強会として加盟している「連帯ユニオン議員ネット」について、中身を何も知らぬ者が盛んにバッシングしている。
連帯ユニオン議員ネットは、
差別扇動暴力を重ねるネオナチや在特会などのヘイト勢力の害悪を2010年の早くから指弾し、3度にわたって定期大会で弾劾決議を挙げ会員の持ち場で反ヘイトの行政対応を推進してきた日本で唯一の議員集団でもある。
そんな権力、差別、反社会的勢力と闘うための仲間の集いに対して、具体的に一切指摘をせずに「たかひらは連帯ユニオン=関ナマとつながっている」とだけを殊更強調して、拡散しているのだが、市民派議員が、市民の生活基盤である労働運動に関わるのは当たり前で、「そこから利権を得ている」と言いたいのであれば、どんなシステムで利権とくっついているのかを明らかにする必要があろう。
労組に利権があるなら、幹部はフェラーリに乗り、高級料亭で飯を食い、組織も連合のように拡大すると、少し考えればわかる。
私自身、組合の新年旗開きなどに呼んでいただいて、そこで立食パーティーの料理を食べることはあっても、現金などで支援を受けたことはないし、
多数の選挙にも手伝いに行っているが、候補者や選挙対策本部、後援会からそんな話を聞いたこともない。
連帯ユニオン議員ネットが利権を得ているなら、代表である戸田久数・門真市議や、木村真・豊中市義などが、なぜ何期も市議をやっているのに借金を持ち、日々の市議活動に議員報酬を費やしまくり、ピーピー言うているのか、教えてもらいたい。
金が手に入れば、高級車を買ったりするのでわかりやすいはずだ。
永野耕平・岸和田市長一族のように「一人で何台車を持っているのか?」のように。
戸田氏は、90年代のVーMAXと250ccのビッグスクーター、10数年以上落ちの軽4街宣車であり、
木村氏は、これまた10年は経っているような原チャリを使っている。
クラウンどころか、プリウスぐらいに乗ってもバチは当たらんだろうとは思うが、3ナンバーの乗用車に乗っている連帯ユニオン議員ネットのメンバーを私は知らない。
私も全員の乗る車などを知っているわけではないが、私が選挙の手伝いに行ったり、私が手伝ってもらったりする主要なメンバーの中で、比較的新しい年式の所有車と言えば、マツダデミオのような小型車ぐらいだろうか。
労組の組合員は、生コン車に乗る労働者が多いことから、車好きで、3ナンバーの国産車に乗っている人はいる。
世間の社会構造では、議員や役員の方が労働者よりより多くの報酬を取っている。
それに当てはめると、連帯ユニオン議員ネットのメンバーこそが比較的新しい年式の高級車に乗り、労働者は軽4に載っていなければアベコベのはずだ。
だが、実際には議員はボロの軽4に乗り、労働者の方がよっぽどいい車に乗っているではないか。
このように外形上も一目で分かるほど、儲かっていないのが、連帯ユニオン議員ネットのメンバーである。
私自身もそろそろ引退の年代となる議員を見て「この人達は老後、国民年金で食べていけるのかしら?」と心配になる。
泉南の小山広明・元市議は、新聞の集金やぱどのポスティングのバイトをやっているしねぇ・・・
政務活動費だけではなく、議員報酬の使途まで公開している議員メンバーが何人もいるし、その周囲にいるのは市民ボランティアであるのだから、議員だけが金持ちであるようなら、皆バカらしくて手伝いをやめるだろう。
そもそも連帯ユニオン・関ナマ支部=全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部にそんな利権があれば、連帯ユニオン議員ネットのメンバーが発見して、逆に批判を行う。
これでも「利権が・・・」と言うなら、議員メンバーの事務所などにアポなしで行って、その目で確認すればよろしい。
ベンツでも乗り回していれば、私のブログにコメントして教えてくれ。
私も「儲かってるなぁ! このベンツ、どないしたん?」と訊きに行くからね。
「議員メンバーらの利権はまぁええわい、しやけど労組は逮捕されまくっとるやないか!」、「犯罪者集団や!」と言う御仁には、次回、事件そのものの構図をお知らせする。
事件そのものの構図を全くわからずにイチャモンだけ言うてくる者が、私のブログにもコメントしているが、「なぜ逮捕されているのか?」、「どのような事件の構図か、私の教えて」とレスしても、説明がなされたことがない。
この弾圧がネット上で拡散されるような「利権を漁る反社会的労組への、至極当然の逮捕」であるならば、以下のような人権や社会問題に鋭い追及を行っている著名人らが、名前を出して支援の呼びかけをしないだろう。
以下、署名呼びかけ↓
いま空前の権力弾圧事件がおきている。
標的にされているのは全日建関西地区生コン支部。
ごくあたりまえのストライキが「威力業務妨害」、ビラ配布などが「恐喝」などとされ、警察、検察、裁判所が不当逮捕をくりかえしている。
逮捕者はのべ56人にのぼり(2月25日現在)、武建一委員長ら役員は接見禁止で勾留が7カ月に及んでいる。各地の弁護士集団のあいだで、「これは共謀罪のリハーサル弾圧だ」との批判がわきおこっている。
憲法28条と労働組合法をふみにじる暴挙をはねかえすため、そして仲間たちを一日も早く取り返すために、平和フォーラムなど5つの労組・団体の代表がよびかけ人となって緊急の署名活動がはじまった。
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●よびかけ人
藤本泰成(平和フォーラム共同代表)
真島勝重(全港湾中央執行委員長)
平賀雄次郎(全国一般全国協中央執行委員長)
鈴木 剛(全国ユニオン会長)
菊池 進(全日建中央執行委員長)
●賛同人
宮里邦雄(弁護士、元日本労働弁護団会長)
中谷雄二(弁護士)
宇都宮健児(弁護士、元日本弁護士連合会会長)
川口 創(弁護士)
海渡雄一(弁護士)
棗 一郎(弁護士、日本労働弁護団幹事長)
森 博行(弁護士、大阪労働者弁護団代表幹事)
熊沢 誠(甲南大学名誉教授)
清水雅彦(日体大教授)
笹沼弘志(静岡大学教授)
渡辺 治(一橋大学名誉教授)
浜 矩子(同志社大学教授)
木下武男(元昭和女子大学教授)
後藤道夫(都留文科大学名誉教授)
鎌田 慧(ルポライター)
佐高 信(評論家)
安田浩一(ジャーナリスト)
斎藤貴男(ジャーナリスト)
竹信三恵子(ジャーナリスト)
内田聖子(NPO法人アジア太平洋資料センター<PARC>共同代表)
中沢けい(作家)
土屋トカチ(映画監督)
●要請事項
①不当な長期勾留と接見禁止を即時中止し、ただちに保釈せよ
②労働組合敵視を止め、憲法28条・労働組合法1条2項違反の不当捜査を中止せよ
③逮捕状乱発の中止。公正かつ迅速な裁判で速やかに無罪判決を下せ
●要請先と署名用紙
以下からダウンロードできます。
http://www.tu-rentai.org/?page_id=439
●署名の集約と提出
第1次集約 3月末日(4月中旬提出)
第2次集約 4月末日(5月中旬提出)
最終集約 5月末日(6月中旬提出)
●署名の送り先
〒111-0051 東京都台東区蔵前3-6-7 蔵前イセキビル4階
全日本建設運輸連帯労働組合中央本部
お問い合わせ 電話03-5820-0868