たかひら正明と見つめる岸和田

あなたの“かかりりつけよろず相談員”としての使命に励みます!!          行政書士として法律を駆使して行政に切り込み、 防犯設備士として犯罪を予防し、 防災士として南海トラフ地震対策を行い、 柔道整復師として地域医療を発展させる!    役所や議員の問題など、ご相談ください。

リレー・フォー・ライフ泉州 二色浜清掃後のBBQの会話にて だんぢりと地域貢献

吹田市へ震災ボランティアに行ったり、朝鮮初級学校公開授業に行ったり、資本家が在特会ら排外主義者を使って組合つぶしをしている違法行為に対する反撃の集会に行ったりして、ブログのチェックもできておりません。

 

いつも遅筆ですが、これらについては後日書きます。

 

本日は、朝から月に一度の町会の資源ごみ回収の手伝い後、二色浜へ。

 

貝塚市FB

https://www.facebook.com/city.kaizuka/photos/pcb.1534526220010462/1534526050010479/?type=3&theater

より

本日は、二色の浜海岸で行われた美化運動(大阪湾クリーン作戦)に参加しました。

この運動は、二色の浜の海開きを控えた時期に実施され、本日もいろんな団体からたくさんのみなさまにご協力いただきました。


清掃がはじまったころはくもり空で肌寒いくらいでしたが、次第に天候も回復し、空の色とともに砂浜もすっきりキレイになりました。

 

清掃活動終了後は、同じく参加されていたリレーフォーライフジャパン泉州実行委員会のみなさまとも記念撮影させていただきました。

ご参加いただいた市民のかた、各団体のみなさま本当にお疲れさまでした。

 

 

f:id:kurohata73:20180624165447j:plain

(引用ここまで)

 

写真のように、清掃後の挨拶回りで来てくれた藤原龍男貝塚市長に、

貝塚市生活援護課での改善を、唯一の女性市議である谷口美穂子(公明)市議に取り組んでもらった話」をしていると、

自身もケースワーカーであったと話し、改善に理解を示してくれました。

 

この改善や、二色浜清掃についても、泉佐野マーブルビーチでの清掃参加も含めて、後日書きます。

 

今回は、その後のBBQでのお話。

 

いろいろな場に顔出しすると、岸和田市民からも、色々と情報や役場の苦情が寄せられますが、他の自治体での催事に参加しても、私を岸和田市民と知っている方々から、岸和田市政に対する注文が寄せられたりします。

 

時には議員からも岸和田市政の問題について「岸和田だけが○○について取り組まない! それはたかひらさんがシッカリ市政を変えてないからだ!」などと言われたりもします。

 

「まだ議員とちゃうがな・・・・」

と答えても、

「議会ビビらすほど発言力があるんだから、○○についてもやってくれ!」

と、再要望される始末。

 

この「○○」は、広域の問題など、大きな予算に関係する、議員でないと取り組めない問題も多く、言われる度に歯噛みしたりしています。

 

今日言われたのは、貝塚などの市民の方から。

認知症サポーターを増やす取り組みが遅い!」

との話。

 

だんじり認知症サポーター:支援1200人に 広がる輪、正しい知識 泉大津 /大阪 - 毎日新聞
2016年10月8日【椋田佳代】
https://mainichi.jp/articles/20161008/ddl/k27/040/399000c

より

 だんじりが盛んで、地域の結びつきが強い土地柄を生かし、認知症の人を支えようという泉大津市内での取り組みが広がっている。だんじり関係者が「認知症サポーター」となっており、今年は約1200人まで増えた。祭りがある8、9両日には、サポーターに配られるゴムバンド「オレンジリング」を手首に着け、市内を練り歩く。

 だんじりが盛んで、地域の結びつきが強い土地柄を生かし、認知症の人を支えようという泉大津市内での取り組みが広がっている。だんじり関係者が「認知症サポーター」となっており、今年は約1200人まで増えた。祭りがある8、9両日には、サポーターに配られるゴムバンド「オレンジリング」を手首に着け、市内を練り歩く。

(引用ここまで)

 

このように2016年には新聞記事となっている、だんぢり関係者による認知症サポーター

http://www.danjiri-ninchisho-supporter.com/

 

とは言っても、

認知症とは. 認知症は脳や心の病気の名前ではありません。「一度成熟した知的機能が、何らかの脳の障害によって継続的に低下した状態」を認知症と定義していて、その原因にはいろいろなものがあります

程度の講習で、私が行政書士として、業務で行ってる成年後見人としての知識よりはかなり浅い知識となりますが、それでも多くの人々が理解をして、多くの目で見守り、失踪などを防止する効果は、少数の専門職(弁護士なども別途勉強が必要で、知識のブラッシュアップも含め、知識のある者は多いわけではない)よりも、特に地域ではあると考えられます。

 

2016年10月頃、岸和田市は私の問いに

地域福祉課 アオヤマ

Tel (072)437-8854

元は厚労省からの取り組みで、市役所から発信されている。
市民会館などの大きな会場で講座をしていた。
地域でボランティアの研修をやろうとなった場合、認知症サポート講座を進めている。
やりはじめて7、8年。
10名ほど集まればキャラバンメイトが講師として行っている。
講師派遣仲介をしている。


学校では、総合学習の時間で福祉教育を行っている。
車椅子、盲導犬、視覚障がい者など、学年で分けている。

 

他にも国際交流や環境問題についても学習している

と回答しています。

 

泉大津では、祭礼関係者が学習をし、だんじり認知症サポーターは2018年春現在1400名を超えます。

それだけの人数が、各町でだんぢり祭りに参加。

さりげなくオレンジリングを手首に着けてだんじりを曳行することで、一つの強い志しで繋がり、認知症の方や家族を町で支えているとアピールしています。

 

この記事が出た時、私は春木若頭責任者会を通じて、だんぢり認知症サポーターを提唱しましたが、行うことを否定されています。

理由を訊いても、回答は無し。

 

その前にも旧市や山手でやっている、祭礼関係者による献血の呼びかけを行うも、これも取り組まず。

 

今年などは、各だんぢりに搭載しているAEDを、だんぢりではなく要所での設置に変更するだけでなく、数も減らし、AED利用のための救急救命受講人数(各町3名)まで減らそうとの意見が出たようです。

 

私はその前に「受講人数を増やせ」と要望しており、会議でも何とか3名の現状維持となりましたが、

祭礼団体は、祭礼だけやれば良い

とでも思っているのでしょう。

 

呆れ返ります。

 

祭礼団体として、地域で顔の見える関係性があるからこそ、日頃の助け合いや、災害時の救助などに力を発揮することができるのだと、考えられられないのか?

 

 

藤井町二十五人組“だんじり認知症サポーター”に挑む! 岸ぶら
2018年1月16日 05:37
https://twitter.com/share?related=kishibura&hashtags=kishibura&lang=ja

では、2018年1月12日夜、藤井町二十五人組の皆さんが藤井町会館に集い、認知症サポーター養成講座を受講した様子が写真付きで紹介されていてます。

 

 

二色浜では、役場による施策としてのサポーター増加やブラッシュアップ研修について問われました。

ですが私は、市長を本会議で「岸和田城城主」と呼ぶような奴隷根性丸出しの議会施策で、「下々の者にやらせればよい」とばかりにやらされるような、市民による相互扶助の強制や押し付けらがなされてはたまらないと考えます。

 

「女、子どもは黙っとれ!」のオッサン政治で、自分がジジィとなった時には切り捨てられる側に回るのか、

市民の自立による助け合いの精神で住みよい街に変えていくのか、

認知症サポーター制度のような、大きな負担のない助け合いの形からでも、市民の姿勢が問われています。

 

 

私も30年以上だんぢりを曳いてきた身であるからこそ言いますが、既に岸和田はだんぢりファーストな街ではありません。

観光客は減少。

各町が曳き手を、市内どころか市外から求めて、やっと曳行が成り立っている状態で、10年後にどれだけの台数が残っているのか、関係者も誰もが不安に考えています。

 

町会として決まっている太鼓の練習時にも、周囲から「うるさい!」と言われれば「すみません」と言わねばならない状態になっている今、

だんぢり祭礼は、曳き手にとっては“誇り”であっても、20万市民にとっては迷惑行事と捉えられてもいるとの認識を持ち、

それ故に地域貢献についてもっともっとだんぢり関係者が取り組まねば、

だんぢり祭礼自体に住民理解も得られにくくなるし、

ギャラリーも曳き手も減る一方でしょう。

 

ハレの日のだんぢりを、参加しない住民にも理解してもらわねばならないならば、

ケの日である日頃、地域貢献の姿勢を十二分に見せねばなりません。

 

今年は、春木・大芝地区の小中学校全校生徒に、祭礼冊子が配布される予定です。

少しでもだんぢりについて、子どもたちに興味を持ってもらおうとの考えで、単位町会子ども会でも汗を流してきた、

今年の若頭責任者会会長・湊善忠氏だからこそ発案できたことで、

曳行者責任者会や、後梃子責任者会、青年団連合会も金銭面などで協力し、

各小中学校長も配布を快く引き受けてくれる予定です(私もお願いに行きました)。

 

このように子どもについては、各町でも様々な働きかけが行われています。

 

同様に地域全体についても、前述した認知症サポーターや献血などだけでなく、南海トラフ地震に向けた避難訓練や防犯など、様々な形で“お節介”ができますように、私も提言し、協力していきます。

 

 

 

参考:

より
 泉大津市の「だんじりまつり」で、参加者が「認知症サポーター」になる運動が広がっている。だんじりで培った団結力で、地域の認知症患者と家族を支援しようという試みで、市内のサポーターは2年間で3倍に急増。8、9両日の祭り本番では、参加者がサポーターの証しである「オレンジリング」を手首に着けて、街を練り歩く。
 
 認知症サポーターは、認知症になっても暮らしやすい地域づくりを目指し、厚生労働省が2005年度に始めた制度。自治体などが開く講座(1時間~1時間半)を受ければサポーターに認定され、証しのオレンジリングが渡される。
 
 だんじりを通じた養成を思いついたのは、同市戎町の医師川端徹さん(53)。認知症患者が行きつけのスーパーで代金の支払いを巡って従業員とトラブルになったと聞き、「認知症への理解が進んでいない」と痛感したのがきっかけだった。
 
 「若者からお年寄りまで深いつながりで結ばれているだんじりを生かそう」。14年夏、同じ町のだんじり仲間に提案すると、約200人が受講。秋に鮮やかなオレンジリングを手首に着けて祭りに出ると、リングは地元の話題となった。
 
 取り組みは少しずつ広まり、市によると、14年9月に1862人だった市内のサポーターは、2年間で5597人に増加。うち1200人近くがだんじりの参加者という。
 昨年、受講した宮本町地車連合会相談役の鈴木淳嗣さん(61)は、「だんじりを楽しむだけでなく、認知症への理解を広めることで社会貢献につながる」と意気込む。発案者の川端さんは、「だんじりを引いている若者もサポーターだとアピールすれば、患者や家族も心強いはず。この取り組みをだんじり文化のある他の地域にも広めてもらえたら」と期待している。
 
 
2.田立恵子・泉大津市議(共産)
より
午後は、「認知症フォーラム」へ。

第1部は認知症サポーター講座。

わかっているつもりでも、あらためて納得したこともありました。


第2部は、認知症サポーターの交流会。

だんじりを曳く若い人たちが、そろって認知症サポーターのオレンジリングを腕に。

今日も、たくさん参加されていました。

世代を超えた支えあい、「地域の絆」が目に見えて、心強く思います。


サポーターは2014年2月の2583人から、今年の6月には5309人へ。「2年余りで倍化」とのことです。

今日の要請講座でも200人以上が増えました。


「道に迷って困っているのでは?」と思う方とすれ違ったとき、戸惑うことがあります。

一声かけるのに勇気がいります。そして、その一声で救われた方もあったことだろうと思います。


サポーター養成講座後のアンケートで、そんなときに「声をかけたことがある」と答えた人が43%という報告でした。


サポーターは今、人口比で約7%。地域で見守り、支えあう輪を広げたいものです。