たかひら正明と見つめる岸和田

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泉州の浜地区でお住いの皆さん、津波から逃げるには、阪神高速湾岸線ですよ!

昨日まで二日間、災害ボランティアリーダー研修を受けていて、今朝は彌榮神社隣の八幡公園前で、子どもの見守りをやっていた7時58分。

突然、突き上げを食らった。

直下型の地震かね?

 

周囲に倒れてくるものは電信柱しかなかったので、「あ~怖い」で済んだけど、大阪市内にお住まいの方などからは、「家具が倒れた」とも聞かされています。

 

町会役員の方が、一人暮らしの高齢者宅を回ってくださったりしていますが、今の処、怪我などはないようで、ホッとしています。

 

岸和田だけではないでしょうが、浜側に大きな建物はなく、津波が想定されるような大地震の際、逃げる所は阪神高速湾岸線です。

足の部分がシッカリして、破損がなければ、あれ以上に高い逃げ場は浜側にありませんから、車の出入り口から車に注意して入ってください(なるべく徒歩で)。

 

マンションなどで浜地区の大勢の人口が逃げられるほどの広さはありません。

 

春木地区では、避難場所を春木中学にしています。

学生もグラウンドに避難させるそうですが、「その後、津波はどうするのですか?」と問うても、校舎ぐらいとしか想定していないようでしたので、

「地区の住民もここを避難場所としているのですから、津波が到達するまでの1時間、近くの足の不自由な高齢者や障がい者などをリヤカーや一輪車などに乗せて、阪神高速に上がるような訓練をしといてください」とお願いしておきました(折りたたみ式リヤカーを浜地区各所に置け!との要求も市や町会は無視してますが)。

 

紀伊水道は、津波が入りにくい=入れば出にくい、です。

出にくい津波は第2波と共に、大きさを増すとも考えられ、そうなれば3.11以上の津波になる可能性もあります。

 

大阪府の災害マップでは、淀川を京都の手前ぐらいまで津波が遡上して、河川敷が被害に遭うと想定されてもいます。

 

私は「阪和線より浜側は、何もなくなる」と言うてます。

実際には、そこまでの破壊力はないのかも知れませんが、

災害は過大評価しておくぐらいでないと、いざという時に対処できません。

 

浜側に集中して人が住んでいる泉州地域では、町内や地区だけではなく、湾岸の企業体も含め、避難訓練をやっておく必要があります。

 

埋立地に建つ企業群は、道路の隆起・陥没や液状化で、車が走れなくなる蓋然性がありますし、都心部同様、帰宅困難者となりえます。

その時に津波が来れば、全員が波にさらわれますよ。

 

浜地区で最も高さがあり、最も人が収容できるのは阪神高速湾岸線です。

 

自身でダメージにあった橋脚が、どこまでの人の重みに耐えうるのか不明ですが、それらも含めて、湾岸の各自治体は、阪神高速と話し合っておくべきです。

 

 

高槻や茨木など北摂では、建物などに被害が出ています。

【地震被害状況】震度6弱の高槻市現在の様子まとめ!小学生が心肺停止など大きな被害…
https://matomame.jp/user/1ka_sa1/53a389921db24bf90672

 

この後も揺れが予想されますので、非常用持ち出し袋などの準備もしておきましょう!!

 

震源近くである北摂地域の在宅の方、水道が出るうちに、浴槽や容器に、出来る限りのお水をためてください。

この後、水道管の破裂等が見付かり、断水になる可能性があります。