高槻で、事故が起きたような違法ブロック塀、岸和田にもあります。
昨日の地震によって、高槻で、小学校4年生の女子が、壁に挟まれて亡くなりました。
ご冥福をお祈りします。
倒れた壁は、違法に高く積まれており、シッカリしたつくりでもなかったようです。
濱田 剛史TW 2013.9.24
この検事までやった賢い市長は、この時、壁の高さに疑問を感じなかったんですね。
このような違法なブロック塀が、岸和田にもあります。
高槻では、他の壁でも壁際を通行禁止にしています(それはそれで、道路の中央部にはみ出て歩かねばならず、危険だが・・・)が、岸和田の違法壁は、今日も放置され続けています。
せめて看板を貼って注意喚起などすべきでしょう。
危ない、違法な塀の一例として、八木南小学校を挙げます。
ここの違法は、高さと控え柱の距離で、いずれも規定より数十cm長く取っています。
それより、中から見えるこんな状態もダメでしょ。
欠けてます。
こんな具合に弱くなった部分から、崩れたり倒れることも考えられます。、
ブロック塀の規格は、建築基準法施行令第62条の8(へい)、平成12年建設省告示第1355号によって決められています。
・最大高は、地盤面より2.2m。
・塀が風や地震で倒れないようにする控え壁(控柱)は、塀の高さが1.2mを超えるときは、長さ3.4m以内ごとに、基礎・塀とつなげる。
・縦筋は、ブロックの空洞部分で重ね継ぎではなく、基礎に鉄筋径の40倍以上の長さを埋込み、1本もので塀の高さ分立ち上げる。
・ブロックの厚さは塀の高さが、2.0m以下の場合は12cm以上、2.0mを超える場合は15cm以上など、コンクリート強度などにも規格あり。
・門柱や金属製フェンス付きブロック塀にもブロック塀と同じような規定がある。
図は朝日新聞より
24小学校や11中学校、その他公の施設を総点検して、危険度の高い順に回収しておかねば、南海トラフ地震では、間違いなく崩れてきますよ。
八木南小学校の校門を挟んだ反対側の壁。
これはブロックよりも高価だそうで、こちら側しか工事がなされていません。
また、校舎を挟んだ反対側は、塀の向こうに家がないので、網となっています。
これについても、教委と話し合ってみます。
年度中ではあるが、補正予算を組んで、危険度の高い順にブロックを薄い金属などによる目隠しフェンスに変更工事を行うと考えられます。