貝塚市役所の生活保護利用者への威嚇を、谷口美保子(公明)市議に改善してもらいました。
今時まだ水際作戦の面影を見せる、貝塚市役所の生活保護申請者へのブラフ
で示した、生活保護利用申請者への威嚇。
「生活保護の不正受給は犯罪です」貼り紙と、大阪府警のカレンダー。
おまけに説明もできない警察OBが、4人しか入れない狭い部屋に入り込んできて、申請者を威嚇します。
この警察OBの役場への天下りは、どこの役場でも行われていて、生活保護利用をさせないような任務を行っています。
某役場では、張り込みの方法などもケースワーカーに教えているとか。
そこの市長は、市民派チックに見せている新自由主義者なので、さもありなんですが、ケースワーカーはしんどい家庭に寄り添うモデルとして、メディアでも取り上げられているのに、裏ではそんなことが行われているのかと、驚きました。
私が申請者に同行した時は、その警察OBに対して退席するよう告げましたが、理由も説明せずに居座ったので、「申請者への説明をケースワーカーでなく、警察OBがせよ」と迫り、退席はさせることはできなかったものの、警察OBの対処が必要であるとの誤解を一定解くことはできました。
私はどの申請者にも同行しているわけではないし、威嚇ポスターだけでも撤去するよう要望するも、剥がさない理由を説明して粘るので、それを聞きながら、女性議員の存在価値を示すよい機会だとひらめき、早々に退席。
リレー・フォー・ライフジャパン泉州実行委員会でも旧知で、貝塚市議会唯一の女性市議である谷口美保子(公明)氏にバトンを渡しました。
少々手間取ったものの、5月まで彼女が副議長で発言力もあったので、何とか貼り紙を撤去に成功。
田中学(自民)議長や南野敬介(新政)氏の私と同年代チームにあえて頼まずとも、女性議員の役割を果たしてくれ、ホッとしました。
ホンマは、「暴力団排除事業所之証」も剥がして欲しいところです。
ヤクザは、辞めても5年間以上は警察の名簿に名前が残り、一般の人として扱われません。
こんな犯罪も犯していないのに、日常生活を制約される人権侵害で、どうやって暮らしていくのでしょうか?
就職もできない中、生活保護も受けさせないぞとのメッセージを、助ける側の役場が発信すれば、犯罪で食うしかなくなるのではないでしょうか?
不正利用注意の貼り紙ついて職員は、「利用の手引きにも書かれているし、そこで説明をすることにしました」と回答。
「私の対案のままやないか!」
と突っ込みたいところですが・・・・
藤原龍男・市長が元ケースワーカーだったので、変更についても理解を示したと、あとで聞きましたが、このような女性視点を市政に活かすためにも、もっと女性議員を泉州でも増やしていただきたい!!
私は岸和田女性会議のメンバーとして、「私に票を下さい」ではなく、女性議員をもっともっと擁立して、東京都内の生活クラブ生活協同組合が東京・生活者ネットワークとして都議会に多い時には4名もの都議を送り込んでいたように、「女性会議から女性議員枠を確保すべき」とお話しています。
私は泉州のような「女、子どもは黙っとれ!」なオッサン社会では、市長も含め、全議員を女性にしてこそ、やっと丁度良いぐらいの市政運営になると、以前から主張しています。
但し、土建のドンが土砂崩れを起こしても市議会では誰も「ヤノ」と言えないようなコールタール市政では、私のような中継ぎが返り血を浴びてでもコールタールを泥水程度まで(飲水の湧き出るようなクリーンな行政運営など、全国どこにもない)には掃除する必要があると考えています。
岸和田の5名の女性議員にも、女性としての視点で、特に弱者に優しい市政に変えるよう、日々努力していただきたい。
生活保護つながりで、オマケ:
冒頭で示したブログで、堺市をモデル的に扱っていたところ、南区役所では、警察カレンダーを生活保護利用受付にかけていたので、注意して、直ちに取り外してもらいました。
↓
相談室には威嚇するような貼り紙などはなかったものの、「暴力団排除事業所之証」が気になりますねぇ・・・・