たかひら正明と見つめる岸和田

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障がいをもつ子どもが主役の映画会 「ミュウツーの逆襲EVOLUTION 」

9月16日(月・祝)13~15時、MOVIX 堺で「ミュウツーの逆襲EVOLUTION 」の上映会が開催されます!

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このお知らせは一般社団法人わくわくキラキラ発見クラブ(info@wakukira.com)が、
2019年5月26日、OSシネマズ神戸ハーバーランド神戸市中央区)で開催した、『ドラえもん のび太の月面探査記』上映会を知り、是非とも泉州でやってほしいと思っていた上映会です。

障がい者手帳をお持ちの方】
1,000円/人 その同伴者1名まで 1,000円/人

障がい者手帳をお持ちでない方】
子 ど も 1,000円/人
大  人 1,300円/人
定  員:100名
対  象:年齢問わず障がいがある本人とその家族、介護者(一般の方も歓迎です!)

映画館好きの私としても、障害をもつ子どもとその家族が映画館で楽しみづらいとは、かねてから考えていましたので、このような子どもたちに配慮した映画上映会が各地で行われるよう、宣伝させていただきます。

5月も今回の9月も上映会は、「周囲の目を気にすることなくのびのびと映画を楽しんでほしい」と、障がい児の自立支援を目指す一般社団法人わくわくキラキラ発見クラブが主催。
5月の上映会の様子はABC『キャスト』で見ました。
主催者の言葉:
アンケートには、「映画には、行きたくても行けませんでした」「夢が叶いました」「子供に注意しないで見せてあげる事が出来て、親子で楽しく観る事が出来ました」「普通の暗さの映画館では発作が出ましたが、今日は最後まで観れました」などなど、照明や音響などに配慮することで観れる子供たちも沢山いて、やはり必要な場所だなと感じました!

上映会は貸し切りですので、
騒いでももちろんOK!
椅子でなく、床に寝転がったり、歩き回ってて見てもOK!
音に敏感・暗さが苦手という特性をもつ障がい児に配慮し、上映中も暗くせず、通常の約70%の音量に設定しており(堺では50%にするそうです)、子どもたちの不安を少しでも減らすような工夫がしてあります。

聴覚に障がいのある子どもたちのためには、字幕や言語バリアフリー化サービスとしてスマートフォンアプリ「UDCast(ユーディキャスト)」にも対応。

「UDキャスト」について、2016年の第29回東京国際映画祭の記事から説明。
全盲記者・岩下恭士のユニバーサロン:新作映画もハンディなく鑑賞 /東京 - 毎日新聞
2016年11月12日
https://mainichi.jp/articles/20161112/ddl/k13/070/003000c
より
 「UDキャスト」とは、映画や映像作品の音声から、今、作品のどの部分を上映中なのかの“同期情報”を得て、メガネ型の情報端末やスマートフォンに、あらかじめダウンロードしておいた字幕を表示したり、音声ガイドを流したりするもの。
 聴覚障害者は、スクリーンを見ながら、メガネ型端末やスマホに字幕を表示させる。メガネ型端末を使えば、字幕はスクリーンとの間の宙に浮いているように見える。視覚障害者は手持ちのスマホにイヤホンを接続して、作品の音声ガイドを聞くことができる。

 これまで障害者向けの「バリアフリー上映」というと、福祉施設に障害者だけを集めて「ローマの休日」のような古い名作を上映することが多かった。19日から全国公開される「聖の青春」は、公開時には大半の上映館でUDキャストが利用できる。今年4月に施行された「障害者差別解消法」で、「情報のバリアフリー化」が求められるようになったのを受けて、映画業界が一丸となって新作のユニバーサルデザイン対応に乗り出したのは、画期的なことだ。

 映画で、沈黙が続く対局シーンでも、NPO法人「シネマ・アクセス・パートナーズ」が付けた絶妙な音声解説で、両者の表情の変化やしぐさが視覚障害の私にも手に取るようにわかった。
 晴眼の同行者によると上映前の舞台あいさつでは、別のリアルタイム字幕アプリ「UDトーク」を使って、出演者のコメントが字幕で表示された。
(抜粋ここまで)


最後に代表の二枝順子さんの言葉で、この映画会の必要性を知ってください。
私自身障がい児の母親で、障がい児とその家族が、通常の映画館で映画を見ることができませんでした。しかし環境を変えれば誰もが一緒に映画を楽めるのではないかと想い、2019年4月より関西でバリアフリー上映会を始めました。

当社団の活動の目的は「障がい児の自立支援」にあります。「映画を観に行く」という1つのイベントでも多くの行動の上に成り立っており、様々な学びがあります。「映画館へ行く」「映画館を利用する」ことでマナーやルールなどの社会的学びへと繋がっています。また、自立には、社会の正しい理解と受け入れも必要です。私たちは、全ての人が分け隔てなく一緒に楽しみ、共存する環境創りも目指しています。ぜひこの機会に、 障がいがあっても、無くても一緒に映画を楽しみませんか?

 


映画については、知り合いの若いお母さんが、子どもと見に行き、「私も少し泣いたわ」と言っていました。
このような人に優しい活動が、岸和田でできればと願っています。