たかひら正明と見つめる岸和田

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岸和田市行財政再建プランで、市民サービスは更に切り下げられる。

そもそも岸和田市の住民サービスは、レベルが近隣他市に比べて低い。
岸和田市民は他市に関心がないのか、私が様々な情報を提示するまで怒っている人は少ないようだが、
・西日本一高いゴミ袋・・・・大阪市堺市のような人口の多い都市でもいまだに無料。
・府下でもトップクラスに高額な国民健康保険料、介護保険
・市内を走る南海バスの割引がない・・・・堺市は65歳以上は常に100円で、子ども(110円)より安い。
阪堺線も同条件で乗れる。
子育てサロンなど、子育て応援施設利用料・・・・貝塚市では無料。
・癌検診・・・堺市では無料。
・市庁舎建て替えを市長の独断で決定、しかも1ヶ月前と正反対の結果に・・・和泉市では住民投票
コミュニティバス運賃は大人170円で、障がいのある方も90円・・・泉大津市高石市では、60歳以上の高齢者、障がい者、妊婦、乳幼児を連れた方や介護者が無料で利用することができます。
と、少し思いつくだけでもこれぐらいすぐに出てくるようになっている。

 

これを更に切り下げするプランが、3月議会では決定する予定だ。

 

岸和田市行財政再建プラン
2019年2月12日掲載
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/uploaded/attachment/70768.pdf
より項目別にまとめて、どうなるかを→で表す。

 

市では、2017年度から2021年度までの間に見込まれる約56億7000万円の収支不足を確実に解消するとともに、持続可能な市政運営を実現する構造改革を断行するため、2018年4月9日付けで行財政改革プロジェクト・チームを設置し、2018年度末のプラン策定に向けて作業を続けています。

 

 

減少

公立保育所1歳児担当保育士

老人クラブ運営助成
社会福祉法人への市単独補助→施設利用費の負担増?
看護師等養成所への運営補助→学費増で看護学生の応募減少?
だんぢり祭での各地区への補助金
放置自転車の啓発
空き家の木造住宅除却補助金
市民体育大会の補助金→参加費増、貼る空き2回の開催が1回に
市営住宅の戸数

 

 

 

廃止
福祉機器・介護用品展示事業
夏期障がい児学童保育→放課後デイサービス利用で負担増
勤労者互助会支援事業→労働者の掛金増
産業フェアへの公費支援→市内事業者の出店費増
観光振興施策→菊花大会、NHKドラマのカーネーション事業
高齢者大学の社会見学交通費
高齢者ふれあいセンター朝陽
産業会館
市民活動サポートセンター
介護保険による家族介護支援
民間教育・保 育施設(事業者)への補助金→利用者へのサービス切り下げ
小中学校就学奨励→就学援助を受けている方が受けられなくなる

 

値上げ
撤去自転車等の返還手数料
火葬手数料
文化会館使用料
自然資料館入場料

 

利用料有料化
公民館、女性センター、保健センター、学校施設開放事業

 

その他サービス切り下げ
浪切ホールの売却
牛滝温泉やすらぎ荘を無料で民間(椿薬局)に譲渡
産業高校の施設縮小
障がい者相談支援
補助金・負担金等の適正化→補助金廃止・利用者負担増
古紙類の行政回収の導入→子ども会などの収益の減少
社会福祉協議会に支出している公費支援減少→利用者のサービスが減少したり、利用料金の増額など

就学援助基準下げ→援助を受けられず、自己負担増の子どもが増える

ローズバス路線再編で不便になり、運賃も100→170円に(2月から)。

 

民営化
市立幼稚園及び市立保育所認定こども園への統廃合及び民営化
公立保育所の保育士や調理員の減少と非正規化
学校校務員の減少と非正規化
文化会館・自泉会館の民営化→利用料金増
自然資料館→利用料金増
図書館
斎場
障がい者の基幹相談支援センター

 

廃止や統合
市民プール
保育園・幼稚園
小中学校
公民館
市民体育館等
青少年広場・運動広場(利用料金有料化も)

 

 

なぜこれだけ住民サービスを切り下げしなければならんほど財政が厳しいのか?
バブル期に建てた浪切ホールなどのせいにするのは簡単だ。

 

それ以外に、私が正し、追求し続けている税の無駄がいまだに残っているからだ。
公共事業に巣食い、競輪場利権をも漁る、殺人企業ヤノコーポレーションと、
税からネコババすることだけのためにバッチを付けた犯罪エリート一家のボンボン=永野耕平市長率いる維新軍団のコラボレーション。

 

市長公用車を当選翌日から毎日迎えにこさせているような市長は、堺ー貝塚間では永野市長様しかおいでにならぬ。

 

年間6千万円の税金を投じている岸和田市観光振興協会による豪華接待旅行には、今年も1月20~21日に永野市長名代として小山藤夫・副市長が参加しているが、この行程や経費、メンバーなど詳細については、観光協会が必死で私の情報公開から見を固くして教えまいとしている。
これを例えて言った言葉があった。
2003年の国会発言で、塩じぃこと塩川正十郎・元財務相がこう言った。
「母屋でおかゆをすすっているときに、離れですき焼きを食べている」(一般会計が赤字を削っているのに特別会計で浪費していることを揶揄した表現)

 

まさに観光協会にぴったりな言葉だろう。

 

議員特権もまだ残っている。
私に言われて、2019年1月から出張時の日当を3千円→2千円に下げ、ホテル代は1万5千円→1万2千円に下げたものの、そのお釣りはちゃっかりネコババできるようにしたままだ。
今日び会社の出張で、「釣りはとっときなよ」なんて太っ腹な会社はあるのか?
飛行機のマイルすら、会社に差し出さねばならないご時世なのに。

 

選挙公費という税からの支出でも、私が最も経費を安くしており、他の候補は2倍程度の経費をかけている。
現在、永野市長と2維新市議を大阪地裁に行政訴訟中だが、他の候補も水増し請求を含めて、税をネコババしているのは同じだ。

 

大赤字の岸和田市が、この期に及んで市長特権や議員特権などを残し、私が市民に知らせ続けなければ改善すらされないなど、狂気の沙汰である。

 

しかも、このプランへのパブリックコメントが3月14日まで募集されてはいるものの、議会は既に始まっており、3月22日までで終わってしまう。
14日に〆て、15日に集計が終わったとしても、18・19日の予算特別委員会と22日の本会議最終日しか審議時間はなく、議員もパブリックコメントの結果を読み込み、プランへの反映ができるはずがない。

 

このようにして、市長独裁は推し進められ、
これを許し続けてきた責任を負って、市民はサービスを切り下げられる。
しかし、市長や議員らはどうか?

 

いつまでも私だけが監視をし、市民が放置し続けるなら、岸和田市は近隣市で最も住民サービスが低下した、“住みたくない街”の異名を取るようになろう。

 

そのような市に既になってはいるとも言えるとしても、ヤノー永野ー永野友達の連合軍が一体となった談合などをやめさせ、少しはマシな方向に向けられるかが、4月の市議選の結果にかかっており、これが最後の挽回のチャンスかもしれないと、市民は心して、ぜひとも投票率を上げていただきたいと願う。

 

 

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