たかひら正明と見つめる岸和田

あなたの“かかりりつけよろず相談員”としての使命に励みます!!          行政書士として法律を駆使して行政に切り込み、 防犯設備士として犯罪を予防し、 防災士として南海トラフ地震対策を行い、 柔道整復師として地域医療を発展させる!    役所や議員の問題など、ご相談ください。

逮捕された不破忠幸(維新 中央区)大阪市議だけじゃないよね? 山田浩史印刷と、吉川美智子ウグイスの選挙利用 

大阪市議選で買収疑い 2人逮捕NHK 関西のニュース
05月16日 17時56分
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190516/0015630.html
で、
運動員の手配を報酬を払って依頼したなどとして、東成区の自営業、山田浩史容疑者(58)と、住之江区の会社役員、吉川美智子容疑者(64)が逮捕されたとの一報が出た。

 

          

 

 

その後、
維新市議を公選法違反容疑で逮捕 4月の大阪市議選  産経新聞
2019.5.17 19:59
https://www.sankei.com/affairs/news/190517/afr1905170034-n1.html
で、
16日、買収容疑で、不破忠幸(維新)大阪市議(中央区)なる議員に司法の手が及んだ。

 

 

 

 

山田被疑者は、山田印刷天王寺区玉造本町10-10)として、維新各候補の選挙ポスターの印刷なども引き受けており、水増し請求をしている疑いがあります。

 

2015年大阪市議選挙でも、出雲輝英(大正区)68万2374円、徳田勝(西淀川区)73万4464円、市井謙太(淀川区)76万104円、宮脇希(東淀川区)76万4276円でポスター印刷を受けている。

 

これだけでは同一選挙区他候補との比較ができないので、同年の府議選挙を見る(全て先頭は維新、山田印刷は印刷会社名を記載しない)。
大阪市都島区 魚森豪太郎 71万4096円  花谷充愉(自民) メディアフタバ 48万6千円

 

西区 横倉廉幸 71万8144円   小林崇(自民) 竹内印刷所 100万2240円

 

港区 三田勝久 アンスタイル 70万5888円  松田憲幸(自民) 69万1612円  吉川玲子(共産) 関西共同印刷所 46万2400円

 

大正区西成区 金城克典 80万6256円   川岡栄一(公明) 佐藤印刷所 42万7680円   小谷三鈴(共産) 関西共同印刷所 65万3400円  古松慶之(自民) 中島弘文堂印刷所 54万4320円

 

天王寺区浪速区 和田賢治 76万6380円  絹川志津夫(自民) 一心社 同額請求で、MAX金額とみられる。

 

西淀川区 中川覚仁 73万4464円  岩見星光(自民) 中島弘文堂印刷所 60万円  石井美鈴(共産) 関西共同印刷所 48万6千円

 

東淀川区 笹川理  76万4276円  三宅史明(公明) unspokenn7  31万9485円  西川弘城 (無所属) アドクリエイト 75万6千円  木幡千恵美 (共産) 関西共同印刷所 47万400円

 

生野区 荻田ゆかり 74万3636円  朝倉秀実(自民)中島弘文堂印刷所 36万円

 

阿倍野区 置田浩之 カンプリ日本橋店 73万4464円  田中一範(自民) 同額なので、MAX金額とみられる。

 

東住吉区 富田武彦 精進舎印刷所 64万4千円  沢田允宏(自民) 74万6760円  浅野純一(共産) 関西共同印刷所 42万円

 

平野区 岩木均 77万5488円  藤村昌隆(公明) 太成双葉産業 33万3千円
山本陽子(共産) 関西共同印刷所 40万7100円 杉本篤夫(自民) FIT 72万5760円

 

以上のように、いずれも維新、自民の政党を問わず、山田印刷の印刷代は港区以外では、他候補と比して高額となっている。

 

このような税金で賄われている選挙公費の高額請求は、
地方自治法2条14項が「事務処理にあたって最少の経費で最大の効果を挙げるべきこと」を求め、
地方財政法4条1項が「地方公共団体の経費は、その目的を達成するための必要且つ最少の限度をこえてこれを支出してはならない」と定めていることに反して、違法に水増し請求を行って、不当利得を得た蓋然性がある。

 

政治家の入り口である選挙において、税金ネコババを行うようなヤカラが、政治家として、税を使う役場の仕事を監視できるはずがない。

 

 

参考:
1.大阪市議選で買収疑い 2人逮捕NHK 関西のニュース
05月16日 17時56分
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190516/0015630.html
より
先月投票が行われた大阪市議会議員選挙で、運動員の手配を報酬を払って依頼したなどとして、大阪の58歳の自営業の男ら2人が公職選挙法の買収の疑いで警察に逮捕されました。

 

逮捕されたのは大阪・東成区の自営業、山田浩史容疑者(58)と、大阪・住之江区の会社役員、吉川美智子容疑者(64)です。
警察によりますと、山田容疑者は先月7日に投票が行われた大阪市議会議員選挙で、吉川容疑者に依頼して、運動員数人を特定の候補者の陣営に派遣して選挙運動をさせ、報酬として72万円を支払ったなどとして、公職選挙法の買収の疑いが持たれています。
警察によりますと、吉川容疑者はほかにも複数の陣営に運動員を派遣していて、選挙運動が終わったあと、大阪市内の飲食店に2回にわたって運動員を集め、食事を振る舞っていたということです。
山田容疑者が経営していた会社のフェイスブックには選挙運動の支援を業務にしているという記述があり、警察は候補者の陣営の依頼を受けて運動員を派遣していたとみて、詳しいいきさつを調べています。

 

 

2.アナウンス係の手配 悪質仲介業者が横行 大阪市議選挙違反事件 - 毎日新聞
5月17日 12時53分  【藤河匠、加藤栄】
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190517/k00/00m/040/145000c
より
 4月7日投開票の大阪市議選で当選した大阪維新の会の不破忠幸市議(53)=同市中央区=が、車上運動員(女性アナウンス係)を手配してもらう報酬として、選挙コンサルタントの男に現金約80万円を支払った疑いが強まり、大阪府警は17日、不破市議から公職選挙法違反(買収)の疑いで事情聴取を始めた。車上運動員に対し、同法で定められた上限以上の日当が違法に支払われていたとされ、府警は近く不破市議を立件する方針を固めた。

 

 「選挙運動は無償」が原則だが、選挙管理委員会に事前に届け出れば、車上運動員や手話通訳者などの専門職には例外的に、1万5000円以内で日当を支払うことができる。経済力によって選挙活動に差が出ないようにするのが目的だ。今回の大阪市議選では1日12人、9日間の選挙期間で延べ60人と上限人数も定められている。

 

 ただ、議員関係者によると、多くの候補者が選挙活動を一斉に始める統一地方選では、こうした専門の運動員の確保は難しい。上限額を上回る分の費用をひそかに支払い、運動員を手配する行為は横行しているという。ある関係者は「候補者の窮状につけこみ、高値をふっかける仲介業者もいる」と明かす。

 

 同様の事件は各地で起きている。2011年4月の岡山市議選で、車上運動員の女性2人に上限を超える日当を支払ったとして、岡山県警はこの市議と妻を逮捕。妻は「人手が足りず、仲介業者の言い値で払わざるを得なかった」などと釈明したという。市議は岡山地裁で懲役1年、執行猶予5年の有罪判決を受け、辞職した。

 

 また高知県では05年の衆院選で、民主党(当時)の五島正規・元衆院議員陣営が車上運動員らに違法な日当を支払ったとして、元政策秘書らが逮捕された。高知地裁で有罪判決が確定し、五島氏は5年間の立候補禁止となった。

 

 

3.公選法違反容疑で不破・大阪市議を事情聴取 府警 - 毎日新聞
5月17日 16時39分 【藤河匠、加藤栄、山本康介】
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190517/k00/00m/040/113000c
より
 4月7日投開票の大阪市議選で当選した大阪維新の会の不破忠幸市議(53)=同市中央区=が、車上運動員(女性アナウンス係)を手配してもらう報酬として、選挙コンサルタントの男に現金約80万円を支払った疑いが強まり、大阪府警は17日、不破市議から公職選挙法違反(買収)の疑いで事情聴取を始めた。車上運動員に対し、同法で定められた上限以上の日当が違法に支払われていたとされ、府警は近く不破市議を立件する方針を固めた。

 

 男は自営業の山田浩史容疑者(58)=同法違反容疑で逮捕=で、選挙に関わる業務を請け負うコンサルタントとして活動していたとみられる。

 

 捜査関係者によると、不破市議は車上運動員の手配を山田容疑者に依頼し、報酬として約80万円を支払った疑いが持たれている。

 

 山田容疑者は4月上旬、会社役員の吉川美智子容疑者(64)=同=の口座に現金72万円を振り込み、不破陣営の車上運動員を集めたとして府警に逮捕された。選挙期間中、吉川容疑者を含め、少なくとも計7人が陣営の車上運動員として投票を呼び掛けていたとみられる。

 

 公選法では、選挙管理委員会に登録した車上運動員は1日当たり、1万5000円を上限に日当を受け取ることができるが、上限を超えると買収行為とみなされる。陣営の車上運動員には上限額を超える日当が支払われたとされ、府警が詳しい経緯を調べている。

 

 不破市議は近鉄社員などを経て、2015年4月に初当選。維新市議団の総務副会長などを務め、現在は2期目。先月の市議選では維新が告示前を上回る40議席を獲得し、市議会(定数83)の最大会派となっている。

 

 

4.維新市議を公選法違反容疑で逮捕 4月の大阪市議選  産経新聞
2019.5.17 19:59
https://www.sankei.com/affairs/news/190517/afr1905170034-n1.html
より
 4月の大阪市議選で、選挙カー運動員を手配する報酬として現金を渡したとして、大阪府警捜査2課は17日、公職選挙法違反(買収)容疑で大阪維新の会所属の市議、不破忠幸容疑者(53)=同市中央区玉造、中央区選挙区=を逮捕した。

 

 府警は16日、不破容疑者を当選させるために運動員を手配するよう依頼し、報酬として現金72万円を振り込んだとして、同法違反容疑で選挙コンサル会社経営の山田浩史容疑者(58)を逮捕。現金を受け取ったなどとして、同法違反容疑で貸倉庫会社代表の吉川美智子容疑者(64)も逮捕した。

 

 不破容疑者は山田容疑者に運動員の手配を依頼した疑いが持たれている。不破容疑者は17日朝、取材に対し、「(事件について)説明させていただきたいが、今はその段階ではない」などと話していた。

 

 不破容疑者は近鉄社員を経て、平成27年の市議選で初当選し、現在2期目。

 

 

5.公職選挙法違反で逮捕の大阪市議 去年から運動員の買収準備していた - FNNプライムオンライン
2019年5月19日 日曜 午後0:43
https://www.fnn.jp/posts/2019051912431001KTV/201905191243_KTV_KTV
より
4月の大阪市議会議員選挙で当選した議員が公職選挙法違反の疑いで逮捕された事件で、議員は去年から運動員を買収する準備をしていたことが分かりました。

 

大阪維新の会の市議会議員・不破忠幸容疑者(53)は、先月7日の市議選で現金72万円を支払って選挙カーでアナウンスをする運動員を集めさせたとして逮捕されました。

 

警察によると、不破容疑者はアナウンス係の手配を依頼していた選挙コンサルタントを行う会社を経営する山田浩史容疑者(58)に、遅くとも去年11月までには報酬を支払う約束をしていたことが分かりました。

 

統一地方選挙など選挙が重なる際はアナウンス係が不足するケースが多く、警察は不破容疑者が去年から運動員を買収する準備をしていたとみて調べています。