たかひら正明と見つめる岸和田

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安倍フェイクニュースが出れば補填する防衛省 サンゴ移植編 

安倍ちゃんのフェイクニュースは、モリカケだけにとどまらない。

そしてそれを忖度して、後からフェイクでなくするように官僚が努力する姿も同じだ。

 

1.安倍ちゃんの元のファイクニュース:

2019年1月6日 NHK日曜討論の中で、安倍総理が「土砂投入に当たってあそこのサンゴは移植している」と発言。

 

 

2.玉城沖縄県知事が反論

2019年1月7日 0:06 -

玉城デニー
認証済みアカウント @tamakidenny
返信先: @yurikalinさん

安倍総理…。
それは誰からのレクチャーでしょうか。現実はそうなっておりません。だから私たちは問題を提起しているのです。

 

3.メディアによる安倍フェイクの検証

琉球新報

「フェイク」過去にも 安倍政権、基地関連で印象操作
2019/1/8 11:28

https://this.kiji.is/455197831421297761

菅義偉官房長官は昨年の国会で、米軍普天間飛行場返還合意のきっかけについて、少女乱暴事件ではなく、あくまで「事故」があったと繰り返した。さらに別の会見では基地負担軽減について過大な表現との印象を与えかねない表現もあった。

 

2019年1月9日 06:01

<社説>首相サンゴ移植発言 フェイク発信許されない

https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-858590.html

現在土砂が投入されている区域ではサンゴの移植は行われていない。埋め立て海域全体で約7万4千群体の移植が必要で、終わっているのは別の区域の9群体のみだ。他のサンゴ移植は沖縄県が許可していない。砂ごと生物を移す事業も実施していない。

 

首相のサンゴ発言、NHK「自主的な編集判断で放送」朝日新聞デジタル
2019年1月10日20時00分
https://www.asahi.com/articles/ASM1B61KMM1BUCLV018.html

発言を放送したNHKは10日、定例会見でNHKの山内昌彦・編成局計画管理部長は「報道機関として自主的な編集判断に基づいて放送しておりますので、必要に応じてきちんと判断して対応しているという風に考えております」と説明。

「番組内での政治家の発言についてNHKとしてお答えする立場にはございません。事実と異なるかどうかという他社の報道についてもNHKとしてコメントする立場にはございません」とも述べた。

 

辺野古埋め立て 事実誤認が目に余る:社説:中日新聞(CHUNICHI Web)
2019年1月12日
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2019011202000113.html

 現在の埋め立て区域には移植対象はないというものの、護岸外の直近には希少サンゴが残る。これに関しては移植はせず、土砂がかからない措置をしているのみだ。

 そもそも移植対象は、希少種のほかは大きさや群生度合いで防衛局が選んだ。また移植をすればサンゴが守られるわけでもない。

 繊細な環境下で育つサンゴは水流や光の強さが少し変わるだけで死ぬとされる。移植対象や移植先の選定が不適切であるなど、環境保全措置の不備が県の承認撤回の大きな理由にもなっている。

 さらに、埋め立て土砂の質の「偽装」問題も浮上した。埋め立て申請時、防衛局は県に県産の黒石を砕いた岩や石を使用し、細かな砂状の成分は10%前後に抑えるとしていた。実際には40%以下で業者発注し、赤土を含む土砂が投入された疑いがある。

 投入を急ぐあまりの手抜きか。

 護岸で囲っても細かな砂は外に流出しやすく、海を濁らせる原因になる。先月の投入開始時から土砂が赤茶色なのを地元の土木技術者らが指摘。野党も防衛省に聞き取り調査をしたが、省側は「調達現場に防衛局職員が立ち会い基準を保っている」と強弁を続けた。

 環境保護へのずさんな認識、約束破りには猛省を促したい。

 

4.サンゴ移植について、安倍フェイク発言前の報道

サンゴ群体、予定海域に 防衛省、移植対象外と主張 新基地土砂投入まで1ヵ月 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
2018年7月17日 06:30
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-762899.html

大浦湾・辺野古の海域は、5300種以上の多様な生物が確認される豊かな海だ。絶滅危惧種ジュゴンは国が海上で作業を始めてから姿が確認されなくなった。埋め立て予定地内では大型のサンゴが発見され、識者は移植が必要だと指摘する。ジュゴンの餌で、小さな生物のすみかとなる海草藻場は、県が移植を求めているにもかかわらず、国は移植せずに埋め立てる姿勢を示す。土砂投入が目前に迫る中、環境保全の観点で多くの問題点が浮かび上がっている。

 

辺野古のサンゴ、月内移植に異論 研究者「繁殖に影響」朝日新聞デジタル
編集委員・野上隆生 2018年4月25日15時57分
https://www.asahi.com/articles/ASL3R7HHGL3RTLZU00L.html

沖縄県名護市辺野古の米軍基地建設で、埋め立て工事のため国が計画するサンゴ移植について「今の時期は繁殖に影響する」と反対する意見が研究者から出ている。

防衛省は「繁殖の時期を避けるべき」だと明記された沖縄県のサンゴ移植マニュアルなどをもとに、4月末までの移植を目指す。

だが、そのマニュアルの元になった論文の著者でもある研究者は「防衛省は論文を曲解している」とする文書を県に提出した。

 

 

5.安倍フェイクを慌てて、防衛省が現実の方を是正

辺野古埋め立て 土砂投入前にサンゴ移植急ぐ 防衛省 | NHKニュース
2019年1月11日 20時44分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190111/k10011775531000.html

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設をめぐって防衛省は名護市辺野古の埋め立てを進めたいとしていますが、現地に生息しているサンゴの移植が進んでいないことから沖縄県との調整を急ぐことにしています。

 

これに関連して、菅官房長官は10日の記者会見で、現在、埋め立てを進めている南側区域の周辺で、必要なサンゴの移植は終えているとしたうえで「防衛省で環境監視委員会の指導、助言を受けながら、環境保全にも、最大、配慮しながら工事を進めており、安倍総理大臣もそういう趣旨で申し上げたということだろう」と述べました。

サンゴの移植をめぐって、防衛省は去年8月までに絶滅のおそれのある希少な「オキナワハマサンゴ」9群体を沖縄県の許可を得て移植しました。

しかし、残りのおよそ7万4000群体の移植は県の許可が得られていないことなどから進んでいません。

このため防衛省はサンゴが生息する区画に土砂を投入する前に移植するため、今後、県との調整を急ぐことにしています。

 

 

 

ネット上では、安倍フェイクをフェイクでないと検証したかのような記事も見受けられるが、サンゴの大きさなどで防衛省基準を使用しており、「小さなサンゴはサンゴじゃない」とばかりに、移植必要のあるサンゴ自体が埋め立ての辺野古2-1地区にあるかどうか、現場の検証を行わず、安倍フェイクこそが事実であるとデマっているだけである。

しかも、このガセブログ自体を記事にしにくいようにコピペしにくいようにしており、発信者も匿名だ。

安倍首相のNHKでのサンゴ移植発言:琉球新報の印象操作とフェイク
2019.1.11
https://www.jijitsu.net/entry/sango-ryukyushinpou-abesouri-nhk

 

安倍フェイクについては、2017年12月、検証する本が出版されているので、騙されず、忘れずの教訓としたい。

安倍政治 100のファクトチェック (集英社新書)

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