維新にそっぽを向かれ、公明に揉み手で近寄り、公明入りを画策する?永野耕平(維新)市長
まとめ
・永野市長は、永野友達であるグランドホールに五風荘を取らせ、がんこ寿司を押しのけたことについて謝罪に行っている。
・永野市長ががんこ寿司を恐れるのは、がんこ寿司の兄が創価学会仏壇を取り扱う金剛堂であるから。
1月9日、メディアが殺到したのは、ホテルニューオオタニ大阪で約2000名を越える参加者を集めた、公明党大阪府本部の新春年賀会。
府内市町村長始め、夏の参院選、春の統一選の候補が壇上に上がりまくる中、メディアのお目当ての山口那津男・公明代表は見かけても、松井一郎・府知事&吉村洋文・大阪市長の両首長コンビの姿はなかった。
年末から公明との密約文書というジョーカーを切ってしまい、これ以上、切るカードがない中、11日に予定されている構想法定協ですら、公明と対峙する場として参加したくはないところだろう。
そんな維新と公明の火花が散る場に、火中の栗を拾いにノコノコと出てきた無脳の塊がいる。
永野耕平(維新)岸和田市長である。
維新看板である知事と「副知事」と大阪市議会で呼ばれる吉村市長の2トップが参加しないのに、その奴隷である永野市長が出席したわけは、ニューオータニのオードブルが目的ではない。
公明への顔立てだ。
2トップが行けないので、裏の根回し?
そんな役割をこの無脳にさせるほど松井氏もボケてはいまい。
立てる“顔”は、岸和田公明の6市議&そのドンである垣見太志朗・府議である。
では、なぜそれをする理由があるのか?
それは五風荘で公明の顔を潰したからにほかならない。
公明筋は、私に得意満面でこう囁いている。
「耕平、頭下げてきよったで!」
昨年、五風荘について、がんこが跳ね飛ばされ、グランドホールに吸い取られるとの話を書いた。
五風荘が、がんこ寿司でなく、グランドホールの手に渡ってしまう!! また、利権かい!?
http://mitumerukisiwada.seesaa.net/article/462555257.html
これをもう少し詳しく書こう。
2018年8月、息子に社長を譲ってがんこ寿司の会長となった小嶋淳司氏は、父親を9歳のときに亡くす。
戦中戦後の混乱の中、残された母親は、家業の雑貨屋『こじま』(紀勢本線朝来駅前)を経営するも、女手一つで6人の子ども(淳司氏は末っ子)を育てる苦労もたたり、一時病気になってしまう。
その当時、すでに姉たちは嫁いでおり、兄たちも大阪に出ていたため、高校時代より淳司氏が店を切り盛りすることになる。
その後、寿司屋の修行をして、がんこ寿司を開業するのだが、この時、大阪に出ていた兄の1人が小嶋敏男氏、金剛堂の創設者だ。
ラジオでこのフレーズは聞いたことがあろう、「正宗仏壇の金剛堂」。
当然、金剛堂は、公明党とは太いパイプで結ばれている。
その弟の経営するがんこ寿司を、その実績ある歴史的建物の活用事業から叩き出す。
しかも1軒も同事業をやったことのないグランドホールを押し込むために。
グランドホールは、非常にわかりやすい永野友だ。
2016年1月17日、昨秋、孝男パパの世襲として府議になった永野氏は、グランドホールで「第1回チキチキ耕平新年互礼会」を開催する。
この後の同会があったことは、私の目に触れると、京西且哲(刷新)市議のそれと同様、私にいじられるので明らかにしてはいないが、人を集められずに中止となった京西新年会とは異なり、恒例行事となっている。
2018年2月4日の夜、「3期やって、国会議員やな!」の声に、まんざらでもない顔をのぞかせた岸和田市長当選を迎えたのもここ。
そして、当選後の初夏、花火大会は中止しても自身の花火は上げたいと、「永野耕平岸和田市長・千代松大耕泉佐野市長 泉州の未来を語る!(政治資金パーティー)」を6月15日に行ったものここ。
内 容:(第1部)岸和田市 市政報告会
(第2部)スペシャル対談
(第3部)懇話会
会 費:1万円/人
わかりやすいったらありゃしない。
この出来レースに怒ったのが公明だ。
ドンの垣見府議が怒れば、奴隷6市議も怒る。
それに恐れをなした永野市長は、がんこ寿司へと謝罪に向かい、何とか公明の機嫌取りを行うも、怒りは私へのリークに見るように未だくすぶっているようで、モメている長堀の意向など知ったことかと、自分可愛さを丸出しにして、新年会へも謝罪の気持ちで
馳せ参じたというわけ。
実にわかりやすい。
公明に敬意を評して、元大阪府議会議員4期(第102代副議長)、元枚方市議会議員2期の経歴を持つ、鈴木和夫・元公明議員の写真をパクって、中央の永野市長の晴れ姿をお見せする。
そんな永野市長、FBもTWも絶好調で、17:39には、がんこ寿司へのごますり投稿を行っている。
【五風荘】
本年4/1から(株)岸和田グランドホールが五風荘の指定管理を務められます。準備期間のため、1/20をもって「がんこ五風荘」は閉店されます。がんこさん10年間の素晴らしい管理運営に心からの感謝の意を表します!
グランドホールさん、次の10年新たな歴史を刻んで下さい!
15:33には自分の宣伝もしているのだが、こちらは藪蛇。
職員全員の給与カット+僕の給与30%カットを皮切りに身を切る改革を行い、行財政改革を進めております。
報酬カット合戦を私は良しとはしないが、前の信貴芳則市長も2割カット&退職金返上はしていたし、カット額で言うなら、維新最大の天敵市長である竹山修身・堺市長は、報酬5割カット中(退職金もなし)だ。
維新が目の敵にしてきた竹山市長にすらカット額で負けていながら、よくも自慢げに書くものだと呆れるしかない。
まさに無脳たる所以である。
参考:
1.商 号
株式会社 金剛堂
創 立
1962年4月
本社所在地
大阪府大阪市住吉区苅田9-6-27
代表 (06) 6699-3135
代表者
取締役社長 小嶋剛
資本金
4500万円
1956年
大阪市浪速区浪速西4丁目にて小嶋敏男が小嶋仏壇仏具店を開業する。
1962年04月
大阪市西成区北開2丁目6番地に株式会社金剛堂を設立する。資本金950万円。
代表取締役 小嶋敏男
2007年10月
小嶋剛 代表取締役に就任。
2.企業名 がんこフードサービス株式会社
所在地 大阪府淀川区新北野1-2-13
設立 1969年
資本金 9,500万円
砕氷取締役社長 小嶋達典
会長 小嶋淳司
名前:小嶋 淳司(こじま あつし)
生年月日:1935年7月16日
現年齢:83歳(2018年11月現在)
高校:和歌山県立田辺高校
大学:同志社大学経済学部
現職:がんこフードサービス会長(創業者)