たかひら正明と見つめる岸和田

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今週の屋根ボラ 新たな手法の発見

まだまだ残っている、岸和田市内で雨漏りする屋根のため、1月5日から愛・知・人の方々が来てくれると言うので、私も「見つめる岸和田14号」のポスティングの手を止めて参加。

 

今回は、

シートの上に止めていた土嚢袋が破れて、上から中のガラが落ちてきた

雨漏りもある

との依頼。

 

思いがけず、愛・知・人のスタッフも「使える!」と気付かされた手法によって固定されていたシート。

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わかります?

 

瓦の間に釘を打ち込んで、止めているんです。

 

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後には傘付きの釘をホームセンターで仕入れ、それで止めることに。

 

瓦や下地がしっかりしているからこそ、釘を打ち込めるわけなんですが、土嚢袋も使わないので、かなり手が省けました。

 

 

このようの省力化を教えてくれた、元の大工手法なんですが、元あった土嚢袋は抗紫外線仕様ではなく、しかも中に入れていrたのは割れた瓦(よくある)だったので、期間が経つと危ない。

砂入りで、抗紫外線の土嚢袋と置き換え、岸和田TV を導入しているので使わなくなっていて、台風で倒れたアンテナを下ろし、作業終了。

 

棟瓦がなんと14段もある、すごい造りの家だったので、瓦の下地の土もしっかりしていたのでしょうね。

 

ネクスコが、高速道路通行料金免除を3月まで延長してくれたので、今後も愛知県から来てもらえることになってはいますが、いつまでもおんぶにだっこではなく、岸和田市内の人がメインになって、愛・知・人の代わりにシート貼りができるようにならなければなりません。

 

その意味で、頼りになる岸和田人の筆頭である、岸和田消防署の消防士と、今回初遭遇。

以前から岸和田市の職員や消防士が、休みの日に参加している話は聞いており、ご一緒できたことは良かったです(職員からすれば、あのたかひらと一緒の現場に行きたくはなかったと想像しますが・・・)。

 

岸和田の市民は、何かあれば「役場、なんとかしろ!」と言いますが、災害時には自分たちと住んでいる地域でなんとかしなければなりません。

それがわかっているからこそ、安否確認などの手法を確立している町会もあります。

それも町会加入していない住民が多い地域で、その未加入世帯を主として。

どこの町会かを連合町会などは知っていますが、自分たちはやろうとはしていません。

情報共有すらしていないんじゃないですか?

このまま災害が起きて落ち着けば、「なぜ連合町会は、地域住民が助け合い、安否確認する仕組みのやり方を知っていたのに、やらないままこの日を迎えたのか?」と、必ず問題にしますよ。

共助を含めて期待しているからこそ、市は補助金を出しています。

それで組織運営しておいて、いざという時には「役場がやれ!」は通用させませんよ。

議員はもちろん、どの町会長がやらなかったのかを検証して、その実名を公表するので、そうなる前に共助の基礎を自分たちの町内でつくり、備えておいてくださいよ。