たかひら正明と見つめる岸和田

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バス通学をする公立小中の児童・生徒の定期代立替え期間を、1ヶ月短縮させました。

やっと、1年ぶりに道路が開通した大澤町。

 

ここを含め、公立の小中学校に通学する生徒がいる家庭で、以前から問題になっていたことがあります。

それは、通学の定期代。

 

学期ごとに1万円ほどかかる定期代は、一旦保護者が立替えて出し、後に岸和田市から返ってくるシステムとなっています。

校長が定期代を各家庭から集めて、岸和田駅に行った際に購入し、領収書などを添えた書類を作成して役場に届け、それが教委から会計課に渡り、審査を経て各家庭に支払われる流れ。

この間、3ヶ月。

 

保護者も校長も「もっと早くしてくれ」と要望していたのですが、それを決めているのは要綱で決められているために、要綱変更になかなか着手されなかったもの。

 

今年度になって、保護者がポロリと私にこぼしてくれたことで、教委と掛け合い、1ヶ月短縮することができました。

 

本当は、「会計課の審査が最低2週間かかる」との回答だったので、「2ヶ月短縮でできないか?」と交渉していましたが、それではさすがに「余裕がなさすぎる」とのことで、1ヶ月短縮にとどまりました。

 

それでも「どこの自治体でも子沢山なら補助金が出たり、保育料免除になったりしているのに、岸和田市では子どもの数×バス代で、余計に損するようになっているじゃないか!」との指摘は、教委に響いてくれたようです。

 

10月中に要綱を変える予定は聞いていたものの、「完全に決済が出るまでは広めないで」と言われ、本日、11月5日をもって情報解禁となりました。

 

但し、1学期は全児童・生徒の申請が新規となりますので、7月に返ってくることは変わりません。

2学期は10月、

3学期は3月に返金されます。

 

また、今年度も2学期には間に合いませんでしたが、3学期には前倒しで返金されます。

 

子どもが3人いれば、約3万円を3ヶ月間以上も(利子もつかず)毎学期預けさせられているような状態であったので、預けさせられている期間が短くなれば、家計も助かります。

 

他にも昔に決めてそのままになっている「きまり」について、事務手続きがパソコンやオンラインで速くなって、見直せるものが他にもあるのかもしれません。

 

「時間がかかって困っている」、「不便だ」といった情報、お待ちします。