賃上げ達成に成功!! シルバー人材センターの賃金を、前倒しで上げました!
で書いた、
「年間契約だから」として、10月1日に最低賃金が上がっているのに、そのまま翌年の4月まで賃上げせず、違法に棚上げしていた問題。
〈シルバーの件ですが、シルバーの会員とセンターとの間には雇用契約がありません。
賃金ではなく、配分金といってます。会員はいわゆる「一人親方」なのです。
よって、基本的には労基法の適用がありません〉
などと、しゃらくさい言い訳に終止していましたが、更に突っ込んで交渉すると、
「4月から業務請負形態を変更して、単独でなく複数配置にしたりしています。 その中で、時給についても変化があればそれに即して変えていくようにします」と返答。
ホンマに10月1日から賃上げしているのかについて、再度確認してきました。
村木氏、小牧氏に説明を求めたところ、「賃上げをしている」との確認が取れましたので、ご報告させていただきます。
シルバーで働く労働者は、労使交渉を言い出せば、自分に仕事が回ってこなくなるのではないかとの不安もあり、私の呼びかけにも及び腰だったので、第3者である私の交渉がうまく行かねば、どうやって当事者交渉に持っていこうかとの不安もありましたが、シルバー人材センター自体が違法であると認識し、改善しました。
ちなみに、松原市では、9月議会で共産党議員が、岸和田よりもひどい状況について質問したそうです。
松原市民の情報より:
シルバー人材センター会員が最低賃金以下であること大阪の最賃は10月1日から時間給936円。
共産党議員の質問によると…一部職種で最低賃金より100円以上低い。
10年位前からほとんど据え置きに近い状態になっている。
市は答弁で「請負契約なので最賃法は適用されない」とブラック企業並みの言い訳。
共産党市議の説明では、
「すべての業種について把握しているわけではないが、道路清掃や駅前の不法駐輪防止員は時間給750円。大阪府下でシルバーの賃金が最賃法に違反しているのは藤井寺市、河南町など一部だけ。」
さすが、「岸和田よりひどいコールタール役場」と私が呼ぶ松原市だけあります。
2012年10月10日 (水)
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-541e.html
では、2012年10月10日18:14 TBSニュースの内容が残っています。
松原市の消防団では、火災現場や訓練などに出動すると、1人当たり1800円の手当が市から支給されていました。
その出動を水増しすることで、2005年から3年間にわたり、多額の手当をだまし取っていたというのです。
不正は本当に行われているのでしょうか。取材班は4年前に取材を開始。
まず、消防団の出動人数が記録された内部資料を調べました。
これは、消防車が出動した際に記録する運転日誌と、出動手当を申請するために市に提出する出動報告書。例えば平日の昼間に起きた火災。
運転日誌では、1号車に運転手と同乗者6人の計7人が乗車。2号車には5人、合わせて12人が出動したとあります。
しかし、この日の出動報告書を見てみると、なんと26人。
団の全員が出動したことになっていました。
多くの団員が本業に従事していたはずの平日の昼間に可能なのでしょうか?
(中略
現場取材で、この報告書の出動人衆が水増しされているとカメラは捉える)
内部告発から4年。元団員らの告発を受けて、警察は先月、元分団長ら2人を詐欺容疑での書類送検に踏みきりました。取り調べに対して2人は容疑を否認しているということです。
一方、この疑惑について松原市は、単なる報告書の記入ミスと結論。しかし、報告書の中には、団全員が岐阜県へ温泉旅行をしていた同じ日に、分団長ら19人が松原市内で放水訓練をしていたとするものも含まれていました。
「長い間、消防本部と消防団で両輪でやってきているので、正式にこういう活動をしたという報告があがっているものについて、これは明らかにひどいというのはないと認識している」(松原市消防本部・松岡茂次長)
(抜粋ここまで)
これを松原市に突きつけたのは、MBS『VOICE』で、私も当時、その放送を見ていました。
松原市はこの水増し請求について、「問題ないからぁ~問題ないから」と返答しています。
更に沢井宏文・市長のおったまげる発言も載せておきます。
平成24年第4回定例記者会見議事録(平成24年11月27日)
より
〈最後になりますが、本市消防団におけるテレビ報道、新聞報道に関する件でございます。
報道では、元消防団分団長が出動手当を水増しし、公金を詐取したという内容で、元消防団員が警察に告発し、検察庁に書類送検されたというものです。
この件につきまして、市消防本部での調査において、該当する事実は認められませんでした。
また、このたびの検察庁の処分につきましても、消防団長から「不起訴処分に決定した」という報告を受けました。〉
この隠蔽市ですから、私が「コールタール」と呼ぶのもご理解いただけるでしょう。
そんな松原市と肩を並べていた岸和田市、少しずつ改善がなされて行く様子は、ひどいからこそ、市民にもハッキリと分かるはずです。
全ては市民のために!
民主主義を岸和田にもたらすまで、がんばります!