たかひら正明と見つめる岸和田

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8月28日朝の武洋一・連帯ユニオン支部長逮捕について 良識ある経営をも守る労働者のための労組

昨朝、逮捕着手時刻を知る事は不可能なはずなのに、生コン支部に襲い掛かっている極右どもは、事務所前でカメラを準備していました。

これだけでも労組つぶしのために10億円を払ってでも、在特会崩れを阿波座のマンションに住まわせ、労組攻撃を繰り返している経営者の集い・大阪広域生コン協同組合の酷さがわかる。

 

その後、在特連中の酷さに気付いた大阪広域生コン協組経営者たちから「アイツラとは手を切れ!」との話も出ており、手切れ金でもめているとの情報もある。

 

大阪広域生コン協組理事が、どのような人物か、映像で見てもらえば、ひと目で分かります。

 

 

 

大阪広域生コン協組の攻撃は、司法でも断罪されています。

仮処分申請の裁判。大阪広域生コン組合が敗訴!! 裁判所でティーワイケイ高槻生コンの主張が全面的に認められた(大阪兵庫生コン経営者会速報より)
2018年6月22日
http://rentai-union.net/archives/1487

より

大阪広域協組の大山正芳副理事長が、部下の参事にティーワイケイ高槻生コンには大口物件の出荷を割り付けないよう違法な指示をしたことが発端で、同社の出荷割り付けが不当に減らされていったことに対し、同社が本年2月9日、大阪地方裁判所へ仮処分申請を提起したものです。
 今回の決定では、裁判所が本年4月3日の大阪広域協組の臨時総会で決議されたティーワイケイ高槻生コンの除名決議については中小企業等協同組合法に違反するもので無効と断罪したうえで、同社の協同組合員の地位を認めました。ティーワイケイ高槻生コンへの不当な出荷割り付けの差別(減少)については、大阪広域協組の主張を失当と退け、生コンクリートの出荷の割当てや割り付けを停止したり減少させてならない、という同社の訴えを全面的に認めました。

 

現在訴訟中。

大阪広域生コンクリート協同組合と4人組に対して損害賠償請求訴訟!
2018年7月3日
http://rentai-union.net/archives/1560

より

6月21日、関西地区生コン支部(関生支部)は大阪地方裁判所に対し、大阪広域生コンクリート協同組合(大阪広域生コン協組)と木村貴洋理事長・地神秀治副理事長・大山正副理事長・矢倉完治副理事長を相手取り、損害賠償請求と不法行為禁止を求める訴訟を起こしました。



 

 

坂井貴司氏の解説

より
 8月28日、恐喝をでっち上げられて滋賀県警に逮捕された連帯ユニオン関西生コン支部の武洋一支部長について、産経新聞などのマスコミや在特会、ネオナチが意図的に隠している事実があります。

 武洋一さん率いる連帯ユニオン関西生コン支部は、労働者の待遇改善、安倍政権打倒、反戦と同時に、重要な課題に取り組んでいました。
 粗悪生コンクリート追放、品質改善です。

 

 数年前、横浜市を中心に販売されていた格安マンションが、耐震基準を満たしていないとことが発覚した事件がありました。数値をごまかしたうえ、建設費用削減のために鉄筋やコンクリートの量を減らしました。セメントに混ぜる砂や砂利の量を減らして建設したことがわかりました。

 

 以前からコスト削減と称して、手抜き工事を行う事は横行しています。上記のようにセメントに混ぜる砂や砂利の量を減らす他、洗って塩分を落とすべき海砂をそのまま使う、水を大量に入れて量を増やす「シャブコン」、さらにはペットボトルや空き缶などを入れてコンクリートの量を減らすなどです。 
 そのため、コンクリートで作った建物や基礎が地震や地滑りなどで倒壊する、ひび割れする、劣化が早く進んで使い物にならなくなる事が全国で毎日のように起こっています。それが、高度経済成長期の1960、70年代に大量に建設されたコンクリート建築のビルやマンション、橋などが劣化する「コンクリートクライシス」を深刻化させています。

 

 それに労働組合として取り組んできたのが、連帯ユニオン関西生コン支部でした。

 生コン輸送車の運転手として現場の手抜き、粗悪な生コンクリート使用を目の当たりした武洋一さんは、連帯ユニオン関西生コン支部立ち上げから品質改善に取り組みました。

 

 旧同盟の大企業労組が、組織としてQC(クオリティーコントロール)、「カイゼン」を行って、世界に冠たるメイドインジャパンの製品を作り上げたことは有名ですけれど、それと同じことに取り組んだのが関西生コン支部でした。

 組合員が現場で調査して集めた証拠を基に、粗悪コンクリート使用の実態を監督機関に告発し、ユーザーに伝えました。

「・・・社のコンクリートは洗っていない海砂を使っています」、

「この会社の生コンは大量の水を混ぜて、量を水増ししています」

と、証拠写真を印刷したビラをまきました。

 

 これらの内部告発によって、法令違反の悪質な業者が摘発され、行政指導や書類送検、事業許可取り消し処分を受けました。ユーザーから契約を打ち切られた業者もありました。

 

 こうして、関西生コン支部労働組合として業界の正常化、品質改善を行いました。
 これが一部から逆恨みされました。ヤクザや右翼団体を使った生コン支部への襲撃事件が起こりました。内部告発を恐喝だと言い立てて警察を使いました。それに対して関西生コン支部は、毅然と立ち向かいました。

 

 そして日本初のコンクリート研究所である「協同会館アソシエ」を設立しました。コンクリートの品質向上のための研究を行っています。

 
 今回の武建一さん逮捕は、政治的弾圧の他、「うるさい」内部告発を嫌う生コン企業の圧力があります。
 
 連帯ユニオン関西生コン支部は、生コンの品質改善と業界の正常化に尽力してきたことを知って下さい。
 

 連帯ユニオン関西生コン支部への襲撃を繰り返してきたこの極右の一味である瀬戸弘幸は、

 『国家社会主義日本労働者党』
http://nsjap.com/jp/

の指導者です。

 

 この組織のHPは20年前から存在しています。

 以前はメンバーアメリカに渡って、米国のネオナチ団体と銃を使った軍事訓練を行う写真を「来る日に備えて」とタイトルを付けて掲載していました。
 ユダヤ人はもちろん、共産主義者社会主義者在日コリアンを「ウジ虫ども」と罵り、「実力による排除」をHPで叫んでいました。

 単なるナチおたくの集団ではありません。暴力をふるうことをためらわない真性のテロリスト集団です。

 

  国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAPナチス党)の武装組織だった突撃隊(SA)は、労働組合潰しを資金源にしました。
 第一次世界大戦後、ワイマール憲法によって結社の自由が保障されたドイツでは、労働運動がドイツ社民党、ドイツ共産党の下で活発に行われました。それを暴力で潰そうとしたのがナチス党の突撃隊でした。資本家に雇われて、スト破りやリンチ、脅迫を繰り返しました。労組の指導者も行いました。

 

 それを瀬戸弘幸は真似しています。

 

 

参考

“生コン界のドン”供給契約を断られ恐喝 「大変なことになりますよ」
2018.8.29 @zakdesk
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180829/soc1808290013-n1.html

より

 滋賀県警は28日、県内の工場増築工事をめぐり、湖東生コン協同組合(滋賀県東近江市)の加盟業者と契約するよう商社の支店長を脅したとして、恐喝未遂の疑いで、全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部の執行委員長、武(たけ)建一容疑者(76)=大阪府池田市=ら3人を逮捕した。

 

 武容疑者は同支部結成以来、執行委員長としてトップに君臨。セメントメーカーからゼネコンなどに生コンクリートを供給する業界に強い影響力を持ち、「生コン界のドン」とも呼ばれていた。

 

 他に逮捕されたのは、同支部の副執行委員長、湯川裕司容疑者(45)=京都市山科区=と執行委員、松尾紘輔容疑者(37)=京都市伏見区。県警はこれまで、同容疑で同支部の執行委員ら7人を逮捕。うち3人が今月8日、同罪で起訴された。

 3人の逮捕容疑は昨年3~7月、7人と共謀し、大阪市の商社の男性支店長に、工事で加盟業者と生コンの供給契約を結ぶよう要求。断られたため「大変なことになりますよ」などと複数回、脅迫して契約させようとしたとしている。

 

 武容疑者は2005年1月、非加盟業者の敷地内に街宣車を止めるなどして加盟を強要したとして、強要未遂容疑などで大阪府警に逮捕された。06年9月には、こうした事件で収容されていた大阪拘置所で、処遇で便宜を図る見返りに刑務官に現金を渡したとして贈賄容疑でも逮捕された。