たかひら正明と見つめる岸和田

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エアコンを前にした灼熱の教室で、熱中症にでもなればと子どもを突き放す、永野耕平(維新)市長

夏休みに工事を行う小中校・幼稚園はあるが、大部分の施設には既にエアコンが設置されている。

 

しかし、1~2回の試運転以外にエアコンの効いた部屋で勉強した生徒はいない。

 

これは教委によると、

・エアコンを入れるのは、9月1日からになっていて、工事未了の学校の生徒に不公平になる。

・ガスを統括して契約しているので、9月1日より前に使うと、割高の料金となり、経費の問題が発生する。

・メンテナンス契約が9月1日以降になっていて、それ以前に使用して故障した場合、その費用負担の問題が発生する。

の3点がネックになっているからだ。

 

未だ6月だったが、暑い日中に学校のそばを通りがかって、窓が開いているのを見つけ、教員に「なんでエアコンをつけんのですか?」と訊いたのが始まりで、教委と交渉をしてきた。

 

しんどい家庭で、水筒を持ってこない生徒もいる、

学校にウォータークーラーが設置されていない

子どもが熱中症になるおそれがある

との点を指摘した上で、

工事の進捗状況に合わせてエアコンを利用する方が合理的だし、それは後でつく学校の保護者らも理解してくれるだろう

ガス代に関しては、PTA会費などを使えないか?

試運転で故障するぐらいなら、設置工事自体に問題がある

などと話した。

 

それでも教委は頑なで、熱中症について言及せず、ガス代については、「PTA会費などを目的外使用はしたくない」と断ってきた。

 

勝手に学校でスイッチを入れればとも思ったが、ガスの元栓を閉められていて、ダメだとも知り、

学校施設課の課長の話を聞いて、交渉の余地が無いと考えた私は、政治主導しかないと、永野市長に決断させることにした。

 

とは言っても、私が直接言っても彼は聞かないので、維新関係者を介して説得を行った。

 

仲介者は、市長、副市長に対して話を通し、要望自体は理解したようだ。

私もバカではないので、エアコンの早期稼働によって、「永野市長の保護者への評価も上がる。それは、永野学園経営陣としても、子ども施策を重点課題と考えているとの具現化としても、市民に示せる」との土産もつけた。

 

しかしだ。

 

エアコンは9月1日まで稼働することはない。

 

中学校の補習授業も、クソ暑い教室で行われる。

熱風の中で勉強が頭に入るはずがない。

 

他の自治体の生徒は、エアコンが効いた教室で勉強しているのだ。

そんな過酷な環境を強いておいて、学力テストの順位が上がるはずがなかろう。

 

しかも、エアコン工事は終わったが、スイッチは2ヶ月間もいれないとの行為にも問題がある。
 
これはアイスを目の前に持っていって、「あ~げない」と、自分が食うような行為と同じではないのか?
 
そんな“お預け”をくらえば、灼熱の教室の子どもたちは、上げて落とされたように、更に大きな心理的ダメージを負うのではないか?
 

 

翻って市長の職場環境を見てみよう。

市長公用車のカムリハイブリッドはエアコンが効いた状態で家まで迎えに来る。

市長室も、エアコンが効いている(私も日中に役場で過ごすことがあるが、暑さでたまらん思いをしたことはない)。

帰りもエアコンが効いた市長車で、家まで帰る。

 

まだ幼児を含む3人の子が待つ山直の市長宅でも、エアコンは効いているはずだ。

 

このように自分や、自分の子どもたちだけには手厚く保護をしておきながら、市民の子どもが熱中症になろうが知ったことではないとの姿勢こそが、永野(維新)の独裁市政である。

 

そんな独裁市政下で、教委や校長らも「子どもたちのためにエアコンをつけてくれ」とは言えない状態だ。

 

永野氏に投票した保護者は、何も言えんだろうが、投票に行かなかった保護者もまた、その主権者としての責任放棄が、こんな形で返されたのだと覚えておいて欲しい。

 

そして、そんな維新独裁市政に奴隷のようにかしずいているのが、公明を始めとする永野奴隷な市議で、彼らが多数の暴力で独裁市政を皿に進めているのだと。

 

しかも、エアコンがつかないカラクリすら、市長も議会も口をつぐんでいる。

 

市民にバレて抗議されると、うっとぉしいからだ。

 

 

「市民は黙って、市長や議会に従っておけ」などという民主主義の破壊を、たかひらは許さんぞ!!!