たかひら正明と見つめる岸和田

岸和田市政を中心に、議会や行政の情報公開をし、改善しています。

あぁオッサン社会・・・その3 父の育児は迷惑とか、行政書士会のセクハラとか

①父の育児は迷惑か?

5月27日に萩生田光一自民党)幹事長代行が、宮崎市で行われた党宮崎県連の会合で講演において語った

「0~3歳の赤ちゃんに、パパとママどっちが好きかと聞けば、はっきりとした結果は統計を取ることができないが、どう考えてもママがいいに決まっている」と断言。そして「『男女平等参画社会だ』『男も育児だ』とか言っても、子どもにとっては迷惑な話かもしれない」との発言。

 

前段で子育ての話で母親の役割の重要性を強調すると、子育てを女性に押しつけていると批判されると指摘しており、「切り取り」と言いたいだろうが、事実誤認でもあり、こんなデマを公に吐くもんじゃない。

 

自民・萩生田氏 「男が育児、子供に迷惑」 持論にエビデンスで反論してみる w
2018年5月30日 永江一石
https://www.landerblue.co.jp/blog/?p=40014

での「エビデンス」ならぬ「アンケート」でも

帰宅が遅い父親ほど子育てに自信が無く、子供との時間を十分にとれないと自覚している。萩生田議員もおそらくコレなんでしょ。だから他の父親もみんな子供に嫌われていると思っている。そんなことはないんですよ。実際は。

つまり国民の声は
父親はもっと子育てに参加したいが、社会制度が伴っていない
に尽きます。

と、

バッサリ斬られている。

 

萩生田反論させないように、国の機関が調査結果を発表し、安倍様の読売でも2009年に報道されていると示す。

 
パパが育児熱心、赤ちゃん事故少ない
2009年11月14日3時7分配信 読売新聞
より抜粋
国立保健医療科学院が分析

父親が子育てに熱心な家庭ほど、赤ちゃんが重大な事故に遭う確率が低くなることが、国立保健医療科学院の藤原武男・行動科学室長による約4万2000人の分析でわかった。こうした大規模な調査は珍しく、英国の疫学専門誌で13日、発表した。


男尊女卑なオッサン国家=日本では、

女医とは言うが、男医とは言わないように、経営者や国家資格者、議員数も少なく、世界でも最低レベルだ。
 
「厚生労働白書」では、2017年の専業主婦世帯数641万世帯に対し、共働き世帯数は1188万世帯に及ぶ。
これは90年代前半に逆転して以降、差が開き続けているのだが、このような数値が実感とリンクし、女性の社会進出が進んでいるよう に言われるが、女性労働者は男性に比べ圧倒的に非正規雇用が多い。

 

しんどい家庭で父が子育て参加しても、良い子育て環境との調査結果は出まい。

よってこの結果を、父の育児参加が直接子育てに良い=父が子育てに適した性だと受け取るべきではない。

父が子育て参加できる労働・家庭環境を社会がつくってこそ、子にとって良い子育て環境となると見るべきだ。


萩生田氏ら自民党議員は、家事を無償労働と考えているだろうから、こんな発言を何度報道されても、大臣を辞めさせられるようなことが続いても次から次に発する。

(自戒も込めて)すべからくこの新書程度は読むべし↓

 

 

 

行政書士会のセクハラ

女性行政書士から「会でセクハラってあるよね?」との話をもちかけらた。
今更、何を言うてんねんと訝りつつも、「そりゃ、あるでしょ。 オッサン社会なんだから。 私はそれを改善しようと、総会などで孤軍奮闘してるでしょ」と答え、
ある研修会後の食事の席でオッサンが、女性のお腹をさすったり、腰に手を回している姿を見ていたが、オッサンと女性の関係がわからんし、声を出せば助けが得られるオープンな場で、社会経験も法的知識もある行政書士がはしゃいでいるということは、二人の間では日常茶飯事か?と放置していた事も伝えた。
 
彼女もそのオッサンを知っていて、「酒の席になると、自分が陰口を言っているような特定の女性などにすり寄る」のだと教えてくれた。
「あ、そう。 なら、今度見たら、オッサンにみんなに聞こえるように注意したるわ」
 
大阪府下だけで3200人もいれば、行政書士にもアカンオッサンが含まれるわなと独りごちると、彼女はさらなる情報も教えてくれた。
専門部会の役員が、後ろから女性を目隠ししたり肩を掴んで、110番され、全ての役員職を解任されたのだと。
 
「そんなん当たり前でしょ。 110番されたのは迷惑防止条例違反やけど、私が見てたのは、強制わいせつで刑法違反やん。 『次に見かけたら、私が110番したげるわ』と、お腹を触られとった女性に言うといて!」
 
そのまま撮影して、名前も住所もつけて、アップしたろかとも思うわ!
 
 
さすがに私に対しては、行政書士会の役員らも権力を傘に来てパワハラを行うのは諦めたようだが、以前は事情聴取もせず、相手方の一方的な言い草だけを聞いて指導書なるものを送りつけてきたりもしていた。
「生意気なやっちゃ! 脅しでもかけといたろか!」といった軽い気持ちだったのかもしれない。
 
会について、“情報隠蔽の独裁組織”として公に批判をしている私に、よくもそんな火に油を注ぐようなことをするものだ。
これを受け、会がどれだけ世間の認識とかけ離れているかお知らせするためと、自分の行政書士としての資格を守るために私は、他の研修での差別内容なども含めて、
「デマで指導してくるな!」と、例年数百人の参加者が私の質問を楽しみにしている総会で抗議し、
大阪府人権局や行政書士会を所管する市町村課、大阪弁護士会、法務局に対し、デマ指導のもととなった私へのレイシャルハラスメント被害について、人権救済申立や、行政書士会への指導要求を行った。
 
これらの機関は、「たかひらへのハラスメントはあったが、処分を下すほど重大でない」と結論づけたものの、加害者や会長をはじめとする役員らは事情聴取を受け、「問題である」と認識させられているし、研修での差別的内容については、日本全国の行政書士会で訂正がなされている。
 
かように1会員が会に対して抗っても、会やベテラン役員らが嫌がらせをしてくることはほぼない。
 
会の行うテストにしても、審査請求のできる特定行政書士試験や、入局管理局取次申請者試験、家庭裁判所成年後見人名簿に登録されるための試験等には合格しているし、不勉強で落としてしまった試験については「こりゃ難解すぎて解けんわ」と自分でも納得しているし、
懲戒請求など処分についても、確定有罪判決を食らうなど、明らかな要件があるので、会が采配できるものではないし、依頼者の金を横領しただの、ほぼ毎月処分された行政書士についての広報が届くが、私がそんなネコババに該当したことはない。
 
このように会や役員に嫌われようが、業務停止など大きな問題はないので、私と話していた女性へも、行政書士として同じようにすればよいとアドバイスを送った。
 
 
その後、彼女は話題を変える。
SOGI (性的指向性自認 いわゆるLGBT)について話し始め、
「これまでの研修と違って、今度、研修に当事者が来てくれる」とはしゃぎだしたのだ。
 
同じテーブルについていた行政書士も、なんだか「それは良いですね」とのクウキを醸し出したので、私は釘を差しておいた。
「あなた、本人にカム・アウトされたことがありますか?」
 
テーブルにいた全員が黙る。
 
「そんな経験がないのは、それだけあなたに話しても『理解してくれない』と思われているからではないの? セクハラでは被害の側でも、SOGIに関しては加害の側に立っているかも知れない認識が必要ではないか?」
 
偉そうに言うが、私もカム・アウトされた経験が豊富なわけではないし、当事者の多い場では「制度として自分たちを守るためにも、声を出せる人は出してください」などと言って、引かれたりする。
 
SOGIの場合、顔や名前を出して講演活動をしている当事者でも、社会に立ち向かってくれることは少ない。
困っている本人が、向かい傷を恐れずに社会に抗議する姿勢を見せなければ、支援者だけでは「そんな声はない」と言われてしまいがちだ。
 
当事者でなくとも、学校など行政機関では、「悩んでいる子どもは多い。 生物学的に10%弱の人がいるとの認識を持って、声が出たり、自死したりする前から、声に出せない気持ちを汲み取って、ハードやソフト面で配慮せよ!」と言いやすいが、社会全般ではそうではない。
 
こんな生きづらさをつくっているのも、オッサン社会であり、だからこそオッサンとして、オッサンをのさばらせて、女性や子どもを踏みにじるクウキや制度を変えようと活動している。
 
私自身もオッサンとして、加害の側に立っていると当事者からは見えるのだと、常に心に留めておかねば、現在の日本社会では加害の側に回ってしまう方がたやすい。
他のことでもそうだが、ブログで考えを明らかにすることで、私の立ち位置が変わった場合、私に批判的な人々がそれを批判してくれよう。
神でないのに、自重し自分をコントロールするなど完璧にはできない。
そんな綻びや、怠惰な自分の甘えを厳しく批判してもらうことや、オッサン社会の有害性に気付いてもらうためのブログとしたい。
 
 

 

 

 

参考

1.ぷらすアルファ:「ママがいい」根 拠なし 父親の育児は迷惑? - 毎日新聞

【田村佳子】 2018年6月8日 東京朝刊
https://mainichi.jp/articles/20180608/ddm/013/040/015000c
より
 ●家庭内の事故減少

 「イクメン」ブームと言われた10年ほど前、藤原武男・東京医科歯科大教授(公衆衛生学)は「イクメンは家庭内の事故を防ぐか」に関心を持ち、データを解析。2001年生まれの子供を対象にした国の「21世紀出生児縦断調査」で、4万人余の子供を分析した結果は「父親の育児は迷惑」とは正反対だった。

 子供が生後6カ月の時に、おむつ替え、寝かしつけなど6項目を父親がしているかについて調べた。よくしている家庭は、少ない家庭に比べ、1歳半までに転落、誤飲、やけどといった事故に遭う割合が9%低かった。特に、父親がよく散歩に連れていくと、24%も 少なかった。

 理由については、目が届きやすくなる▽母親の負担が減ることで、母親の保育の質も上がる▽屋外活動で子供の好奇心が満たされ、家庭内で冒険的行動が減る--などが推測される。藤原教授は「子供はきちんと見ていなければいけないというのが大前提で、父親はその担い手になり得る。『ママがいいに決まっている』は根拠がない」と語る。

 石井クンツ昌子・お茶の水女子大教授(家族社会学)や加藤邦子・川口短大教授(発達心理学)の同居する2人親家庭についての研究によると、父親が子供と遊ぶ、入浴の世話をするなどの育児に関わる頻度が高いほど、その子が3歳になった時に自分の意思を集団の中で言葉にしたり、ほかの子供と積極的に関わったりする確率が高かった。 石井教授らは「子供の社会性や自発性の発達に、父親の育児への関わりが直接的な影響を与えていた」と結論づけた。

 石井教授による2人親家庭の10代の子供を対象にした別の調査でも、父親との関わりが多い子供の方が社交的な傾向があるとの結果が出ている。子供が触れ合う大人に多様性が出て、発達に良い影響があると考えられる。加藤教授は「母親だけが担う育児は、孤立化や子供の人間関係の乏しさにつながる」として「父親には遊びだけでなく、世話にも積極的に関わってほしい」と育児参加を奨励する。
 
 
2. パパが育児熱心、赤ちゃん事故少ない
2009年11月14日3時7分配信 読売新聞
より
国立保健医療科学院が分析

 父親が子育てに熱心な家庭ほど、赤ちゃんが重大な事故に遭う確率が低くなることが、国立保健医療科学院の藤原武男・行動科学室長による約4万2000人の分析でわかった。こうした大規模な調査は珍しく、英国の疫学専門誌で13日、発表した。


 藤原さんは、厚生労働省が2001年に、当時生後6か月の乳児約5万人を対象に実施した「21世紀出生児縦断調査」をもとに、授乳やおむつ替えなど6項目について、父親が子育てにかかわった度合いを各家庭が自己評価した結果を分析した。各家庭を、子育てに「積極的」「普通」「消極的」の3グループに分け、その後、1年間にわたって追跡調査ができた約4万2000人について、事故の発 生率との関連を調べた。


 その結果、父親が子育てに積極的な家庭では消極的な家庭よりも「誤飲」の発生率が21%、「水におぼれる事故」は20%、事故全体では9%少なかった。中でも父親が赤ちゃんと一緒に散歩している家庭では、発生率が顕著に低く、「誤飲」が34%、事故全体で24%も少なかった